UA6527P
またちょっと変わったデバイスを調達してみました。
UMCのUA6527P、デートコードが1810だから2018年製…… いや、まさか、2018年まで作ってるとは思えないからリマーク品ですね。
このUA6527というのはRP2A03の互換品、つまりはファミコン互換機のためのプロセッサです。
既にRP2A03は持っていますが、買おうと思った理由は2つあります。
一つはRP2A03を1つしか持っていないので予備が欲しかったこと。
出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。
またちょっと変わったデバイスを調達してみました。
UMCのUA6527P、デートコードが1810だから2018年製…… いや、まさか、2018年まで作ってるとは思えないからリマーク品ですね。
このUA6527というのはRP2A03の互換品、つまりはファミコン互換機のためのプロセッサです。
既にRP2A03は持っていますが、買おうと思った理由は2つあります。
一つはRP2A03を1つしか持っていないので予備が欲しかったこと。
以前から気になっていた、1ビットCPUと呼ばれることもある、MC14500をeBayで見かけたので買ってみました。
ONセミコンダクタのMC14500BCP、2023年製でしょうか。
ん、MC14500って最近まで作っていたっけ? そもそもONセミコンダクタになるよりはるか昔にディスコンになっていたはずです。
表面をよく見てみると削っているように見えますね。
どうやらリマーク品を掴まされてしまったようです。
eBayで探してみるとMC14500は他にも見つかりましたが、ここなら安心と言えるような出品は見当たりません。また一か八かで買ってみるしかないのか?
これまで国内には無いだろうと探していなかったのですが、念のために国内でも探してみたら…… なんだ、国内にもあるじゃないか、というわけで買ってみました。元々が安いデバイスなこともあり価格も大したことはありませんでした。
IMST805はLinkを使えば外部にメモリなど接続しなくても動かせそうと書きました。このLinkですが、Transputer同士なら線を繋ぐだけで済みますが、他のマイコンと接続するにはどうすれば良いのでしょう?
このIMSC011はLink AdapterというものでLinkとパラレルの変換をするものです。
当初Linkの波形を眺めていて「これUARTを反転すればいけるのでは」と気付いて調べたのですが、最低速の5Mb/sで動作するモノはあまりなさそうでした。使おうとしたAVRのものも2.5Mb/sが限度のようです。
それでいろいろ読んでいるうちに専用のLink Adapterなるものがあるとわかり、eBayで探したところ普通に買えることが分かったのでいくつか買ってみたのでした。
NS8250系はあまり使っていないとVL16C450で書きましたが、いつの間にかたくさん集まってしまいました。
まずは元になったNational SemiconductorのNS8250Nです。
型番からIntelの8251 USARTや8255 PPIなど仲間のようにも見えますが、NSがオリジナルです。
特徴などについては前回の記事を参照してください。
これは同じNS製のNS16C450N、Cが付くのでCMOS品です。
AMD Am29000でAm29030買い直した方がいいかもと書きましたが、結局買っちゃいました。
25MHz版のAm29030-25GCです。
金色のフタ付きパッケージでこちらの方が豪華に見えますね。
周囲にある金の帯は何でしょう? このような位置にキャパシタの載ったものはたまに見かけますが。
さらにこんなのも買ってしまいました。
INMOS IMST805といってもピンとこないかもしれませんが、Transputerといえば「あぁ昔そんなのあったな」と思う人も多いかもしれません。プロセッサ間を簡単に接続する"Link"という機能があり、多数を並べてマルチプロセッサ構成を容易に作ることができました。
そのマルチプロセッサを活用するために"Occam"と呼ばれる平行プログラミング言語が作られ、TransputerとOccamはペアとして扱われることが多かったようです。
ですが、私はプロセッサの生のアーキテクチャを体験することを目的としているのでアセンブリ言語でゴリゴリ書くつもりです。
ということでその特徴を見ていきます。
今年はLED Flasherくらいしか作っていない(アレを作った内に数えるのも……)のにまたいろいろ買ってしまい……
積みプロセッサ絶賛増加中です。
ということでこれ、Mostek社製のMK38P75/02Hです。
このMK3870ファミリは、F3850が単独では動作しない(専用のメモリF3851などかF3852/F3853といったメモリI/Fが必要)のをワンチップ化したものです。
大きく分けると以下の3種類があります。
日米商事に寄ったらちょっと面白いものがあったので買ってみました。
オムロンのEE-CF4というフォトカプラです。
何が面白いのかというと、ふつう多回路のフォトカプラは型番の末尾に回路数が「-2」「-4」のように表記されますが、これは同じ表記が4つ並んでいるんですよね。1ピンマークにあたる白丸も4つあって、あたかもたくさん並んでいるところから必要数分を切り出してきたみたいです。
以前切るなんてアリ?にも書いたようにフォトカプラは構造的に切り分けることは可能ですが……
端面をよく見ると切断したようにも見えます。
3つ目もまた32ビットRISCマイクロプロセッサです。
これはIDTの79R3071、いわゆるMIPSプロセッサです。1996年30週の製造かな。
MIPSプロセッサは以前MIPS R4700を取り上げたことがありました。なのになぜこれを買ったのかというとR4700は64ビットバスでありとても手に負えないからです。このR3071なら32ビット(マルチプレクスバスですが)なのでまだ現実的ですし、バイトイネーブルもあります。
i960やAm29000とは違いMIPSは仕事で何度も使ったことがあります。とはいえC言語で書いていただけなのでアセンブリレベルの話は初めてです。