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RP2A03を動かしてみた


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しばらく前に手に入れたRP2A03、ボード作って動かしてみました。

RP2A03ボード
このようにCPUを安直に動かすにはEMILY Boardが楽です。新規に作ったハードウェアはこのボード1枚、ソフトウェアもUniversal Monitorをそのまま使用しました。

基板の配線が終わったら電源ラインの確認後、発振器とCPUのみ搭載してクロックの確認を行ないます。M2(6502のφ2相当)にCLKを12分周したクロックが出てくればひとまずOKです。

つづいてデコーダの139を載せ、モニタの起動を試みます。ここで2つのチョンボが発見されました。

  1. CS接続忘れ。アドレスデコードどうしようかと迷いがあったので後でと思ったまま忘れたようです。
  2. Universal MonitorをビルドしたときにMC6850用になっていました。

この2点を修正したところあっさりモニタ起動しました。

それでは基板を見ていきます。

表面
まずは表面です。

空きソケットは24L64用のものです。今回の目的は入手したRP2A03Eの生存確認とCPU判別ルーチンの確認で、すぐに目的を達成できてしまったので出番がありませんでした。手こずった場合には電源投入のたびにモニタをシリアルから送り込まなくて良いようにするつもりで用意したものです。

その下はR/WM2からRDWRを作るためのデコーダ、ちょうどあったのでMC74F139Nを使っていますがLSでも十分です。

中央はご本尊のRP2A03Eです。

右端は21.477MHzの発振器、いつものようにSG-8002DCを使っています。こういう半端な周波数の時には重宝します。

裏面
裏面です。

データバスは近かった&交差が無いのでメッキ線で済ませました。D0D7D8D15は並列にしてあるので、アドレスデコードすればRAM 8kBにすることも容易です。74F139も半分余っていますし。

これでRP2A03が生きていることがわかりました。準備していた判別ルーチンも確認できました。目的が達成できたのはうれしいのですが、ボードはいきなり完成とともに用済みになってしまって...

判別ルーチンについては近いうちに書きたいと思います。

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