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ROMエミュレータのプリント基板化


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書くのが遅くなりましたがFusion PCBに最初に注文した基板も到着しました。


10枚が写真のようにプチプチでパックされた状態で届きました。これはPCBGOGOに頼んだuPD7800Gボードも同様です。

とりあえず1枚取り出してみます。


2枚で同種集合基板にしたのでつながった状態で納品されます。

ちゃんと指示通りにV-CUTが入っているので手で簡単に分離できます。折ったあとは少しザラついているので軽くサンドペーパーかけた方が良いかもしれません。

まずは確認のために1枚組んでみます。1枚目は念のため全ICをソケット対応しました。次からはAVRマイコン(と場合によってはSRAMも)以外は直付け予定です。

回路は前にユニバーサル基板で作ったROMエミュレータを踏襲していますが、以下の点を変更しています。

  1. シリアルポートはTTL-232R-5Vを直結できるように
  2. シリアルポートから電源への漏れ電流対策
  3. プルアップを集合抵抗化
  4. ターゲットからの信号を受ける部分を74HCT化
  5. パスコンの追加
  6. 一部配置の変更

ソフトウェアはそのまま使えるはずです。

まず前作から書き込み済みのAT90S2313をそのまま移植して動作確認してみます。

これは正常に動作して回路に致命的な問題が無いことが確認できました。

細かい点ではいくつか気になる点がでてきます。

まず上部(写真右側)のピンヘッダ、長いソケットに仮挿ししてハンダ付けすれば一列にそろうと思ったら間隔が2.54mmの倍数になっていませんでした。

リセットのトランジスタも2SC1815のピン配置で作ってしまいましたが今後を考えると2N3904あたりにしておいた方が良かったのかもしれません。

シリアルポートから電源への漏れ電流対策はAVRマイコンのリセット不全が改善したのは良かったのですが、ターゲットの電源を切るとRAMの内容が揮発してしまうので結構不便になってしまいました。ATtinyのBODを試してみようと思っています。

ターゲット基板のROMソケットに接続するための「足」基板については、この基板が出来てから注文したのでまだ到着していません。ギリギリ春節前に滑り込めるかなというタイミングだったのですが、一緒に発注した基板で2度チョンボをやらかして問い合わせが入ってしまい間に合いませんでした。

最後に回路図を載せておきます。


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