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SBC6809E(その1)


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今回は予告通りSBC6809Eルーズキットです。


毎度おなじみ電脳伝説@vintagechipsさんのキットです。

SN74LS783を待っている間に再入荷していたので購入、さあ組み立てようとしていたところにSN74LS783も到着してジャストタイミングでした。

写真はとりあえず組み立てたところです。ROMは基板化したROMエミュレータを使いました。


撮りにくいのでROMエミュレータは一時外してあります。

右上はMPUのHD63C09EP、ちょっと勿体ないくらいなのですがMC6809E相当で持っているのはこれだけだったと思うので...

隣は入手したばかりのSN74LS783Nです。

8ピンはクロック生成用のPIC12F1822です。書き込み環境が行方不明になっていて、余程T56を買ってしまおうかと考えていたのですがギリギリで発見しました。自分で設計するとPICは使わないので使用頻度が低いんですよね。

GAL16V8B-25QP、こちらはよく使うのでデバイス大量に持っているし書き込み機もすぐ使える状態になっています。

2764は前述のようにROMエミュレータを使用します。

ACIAはHD63B50P、これも1MHz品で十分なのですがこれが真っ先に出てきたので... 1MHzのMC6850Lがあったはずなので見つけたら交換するかもしれません。

下に並んでいるのがKM4164B-10、64k×1bitのDRAMです。

さて、組み立て終わったらまずはプログラムをロードせずE, Qを見てみます。

これらの信号はSN74LS783が生成しているので生きている(少なくとも出鱈目な石のリマークではない)ことが確認できました。

続いてはせりん@haserin09さん作のDRAMテストプログラムDIAGSB9Eを試したところ、1つFAILが出たので交換しました。このDRAMはなぜか10個単位で売っていたもので、2個余るなぁと思っていたのですが予備として助かったようです。

テストが全てPASSになったのでdatapackに含まれているBASIC9Eを動かしてみることにします。

まずは無難なBASIC9E_map0_slow.hexを試しましたが正常に動作しません。他の2つも試してみましたが駄目でした。

となるとテストでボロが出ない程度にDRAMに問題があるのか、あるいはSN74LS783なのか。

よく見るとDRAMはリマーク品のようです。

8つともマーキングは同じなのにパッケージの形状の異なるものが混じっています。通常こんなことはあり得ません。

ということでDRAMを追加で注文して待つことにします。

本当はNEC PC-9801F2 (分解編 その1)のRAMボードにたっぷり載っている(しかも半分はソケット使用)のですが、探すより注文してしまった方が速そうなんですよね。

既に出荷連絡が来ているので週末に試せそうです。

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