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NSC800ボード(NSC858編)


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前回まででNSC800が動くようになりましたが、NSC858(UART)もあるので載せてみました。


予定通りNSC800の右側に載せます。その下にはTTL-232R-5Vのためのコネクタも付けます。

今回NSC800の動作確認後にNSC858の配線作業を行ないましたが、実際にソケットに挿すかは別にして配線だけは先に行なっておくべきでした。データバスや制御信号をNSC800から引き出していますが、既に配線されている線を掻き分けないといけない個所が結構ありました。


順序が後先になりますがNSC858挿入前の写真も載せておきます。

例によってソケットの下にC,R類を配置しています。桟の右の積層セラミックはパスコン、残りの10kΩは未使用の入力ピンの処理です。CTSDCDはレジスタの設定で無視できますが、念のためにプルダウンしてあります。

シリアルクロックは内蔵のボーレートジェネレータを使用しています。NSC800のCLK出力の4MHzをそのままXINに入力しています。これを26分周して9600bpsを作ります。

NSC858をコンソールにするソフトウェアは先に書いてあったので一発動作に賭けてみたのですが、何も表示されません。

コンソールをEMILY Boardに戻して手動でNSC858のレジスタにアクセスしてみますが、どうもアクセスできていないようです。

NSC800とNSC858の接続はデータシートそのまま、違いといえばアドレスデコーダをGALにしたくらいです。それでCUPLのコードを確認していたら... NSC858のCSのピンが違っているではないですか。

配線を直すか、GALを書き直すか、今回は安直に配線に合わせてGALを書き直しました。

今度はレジスタにもアクセスできているようです。手動で初期化するのは面倒なので再度NSC858をコンソールにして再挑戦したところOKでした。配線間違いさえなければソフトウェアは一発OKでした。

参考文献・関連図書: 
NSC858データシート, National Semiconductor.

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