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H8/532ボード(ハードウェア編)


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PLLが途中ですが、並行して作っていたマイコンボードが動き始めましたのでそちらを取り上げようと思います。


H8シリーズの最初のH8/532のボード、もちろんEMILY Boardで動かします。

幸いノンマルチプレクスバスなので通常のユニバーサル基板を使用します。配線も一対一接続なので厄介なところはありません。

一応未使用ポートをピンヘッダに出して、SCIもTTL-232R-5Vを接続できるようにしてあります。


メインのH8/532は手に入ったマスクROM版のHD6435328CP10です。モード設定で内蔵ROMを無効化できるので問題ありません。UV-EPROM版も存在するはずですが、高価で貴重なソケットを必要とする上に入手困難です。

クロック発振器はちょうどあった16MHzを載せてあります。これで8MHz動作です。CPUは10MHz品なので20MHzまで入力できますが、SG-8002DCがディスコンになってることもあり、無駄に書き込むのはなるべく避けようかと。

上の空きソケットは24C64ですが、まだモニタの移植中なので載せていません。

緑のジャンパピンはMinimum ModeとMaximum Modeの切り替え用です。EMILY BoardのメモリではMaximum Modeにする意味はあまりないのですが、Universal Monitorを両対応させるために付けています。

右に並んでいるピンヘッダは空きポートで上からP9, P8, P7を引き出してあります。

右下はTTL-232R-5V用です。


裏側です。

H8を180°回せばデータバス(青)とアドレスバス(緑)を短く出来るのですが、ICをいろいろな向きに配置するのは嫌だというこだわりでこうしています。その場合は空きポートのピンヘッダは基板下に並べる感じになるでしょう。

次回はソフトウェア編(Universal Monitor移植編)をお送りする予定です。

参考文献・関連図書: 
”H8/532 Hardware Manual”, Hitachi.
関連項目: 

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