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LCC84ソケットを入手


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LCC(Leadless Chip Carrier)84ピンのソケットが手に入りました。以前、PLCCとLLCCのソケットで68ピンのものを取り上げましたが、H8/330H8/536に合うものは持っていなかったので探していたのです。

284-1273-00-1102JH
3Mの284-1273-00-1102JHという型番のものです。LCCはピン数が同じでも形状の違うものが多いので、よく確かめずに買うとデバイスが入らないということになりかねません。

各社のソケットの仕様書を調べていると Type A, B, C, D の4種がある図(JEDECの資料からと思われます)がよく出てくるのですが、元資料が見つかりません。

前に取り上げた68ピンのものは Type A で、おそらくは80286なんかに使えるのだと思います。

H8は角に切り欠きの無い Type C です。
84ピンの Type C ということで探すと3Mの284-1273のシリーズが見つかりました。LCC自体今ではあまり使われないものなので作っているところはあまり無いようです。このシリーズにはさらに厚さの異なるものがありますのでデバイスの厚さにあわせて選択する必要があります。

さてこのソケットは2つの部品からなっています。左の黒いものが本体で、これを基板に実装します。右はデバイスを押えるフタです。

裏側
これが裏側です。

13×13のPGAと同じ配列でした。

ピンの周囲にも端子が露出しているのでスルーホールにハンダを流し込みすぎると短絡しそうでちょっと不安に感じます。

H8/330を載せてみた
試しにH8/330を載せてみました。この Type C は切り欠きが無くどの向きにも入ってしまうので目視確認が欠かせません。

フタは手前側に長く突き出している部分を本体四隅の柱状の部分に差し込みます。差し込んだところを支点に開閉できるので閉じ、奥(写真上方)にスライドさせてロックします。

固定したところ
フタをロックするとこんな感じになります。

フタに窓があるのはこういうUVEPROM内蔵のデバイスを想定しているのでしょうかね。

ちなみにこのソケットはかなり高価です。私は約3,000円ほどで購入しましたが、中には5,000円以上のところもありました。単価が約1,700円というところもあったのですが、最低数量が100個ということでとても利用できません。

参考文献・関連図書: 
OEM LCC Sockets データシート, 3M.

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