2016-06-15 21:21 — asano
いつかボード作りたいと思っていたMC68020です。
たぶん何かのボードから剥がしたと思われるモノです。ソケットに刺さっていることが多く、また憧れの石でもあり、何かを捨てるときに見かけると外していました。
よく入っていたのはPostScriptプリンタ、やはりそれなりの処理速度が求められたからでしょうか。
あとは初期のUNIXワークステーションですね。ただこちらはMMU必須なので、MMU内蔵のMC68030の方が多かったと思います。
標準のMMUとしてはMC68451, MC68851なんてのもありましたが、使っているのを見たことはほとんどありません。Sony NEWSでは独自のMMUを乗せていたようです。
この石で面白いのはそのピン配置です。PGA(Pin Grid Array)という形式も最近では珍しくなりましたが、それだけではなく並びも不思議なパターンですね。写真左側だけ1列少なくて、1つ飛び出していると。専用のソケットも売っていたのですが、まだ手に入るのか?
ちなみにボードを作る計画は情報収集まで済んだところで止まっています。やはり外部にそれなりのロジックが必要でPLD使わないと難しいということになって、そっちも勉強しないとと思っているうちに486DXなPC組み立て(作ったとは書きたくないですね)たりで、作る理由もなくなってしまったというところです。
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