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リニア・鉄道館


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リニア・鉄道館に来たのは初めてではありません。5年前にも来ていたのですが、その時は時間がなくて駆け足だったので今回はじっくりと見学します。

リニア・鉄道館
リニア・鉄道館はJR東海が運営する博物館です。

以前は中部天龍駅構内に佐久間レールパークという施設があったのですが、そこはアクセスが大変でした。そこで名古屋から25分という立地に変更して拡張したのです。

鉄道博物館といえば普通は車両などを紹介するところでしょうが、本サイトらしいものを見ていくことにします。

マルス V形端末
これはV形というマルス端末です。

日付や列車番号などは左側の装置のボタンで入力します。テンキーではなくフルキーシステムのようです。
列車名・発駅・着駅は右の装置に棒を差し込んで入力します。そう、昨日取り上げた入力用の棒を使う端末を早速見つけた訳です。

厳密には昨日のものはA/B形用だったので別物です。ただ原理は一緒だと思います。

説明パネルが載っていて見えませんが、右側が発券用のプリンタのはずです。

マルス M形端末
これはその後に登場したM形です。

V形では挿す棒によって駅・列車を選択していましたが、M形では棒を挿す位置によって入力を行ないます。ただ全国の駅数は膨大なので駅の数だけ棒を挿す穴は用意できません。
そこで駅のリストを本のようにしてあります。どのページを開いているかを検知し、ページと棒を挿した穴の組合せで入力します。

似たようなものは身近にもあります。ビデオやエアコンのリモコンでフタが付いたものがあります。普段はフタを閉めておけばよく使うボタンがあり、フタを開ければ時刻設定などのボタンが現われます。
あのフタにはスイッチは無く、中のボタンを押すようになっています。同じボタンが押されてもフタの状態によって機能を分けているのです。

マルス MR-20形端末
このMR-20形は今でも使われているもの、入力方法はタッチパネルになっています。

LCX
これはLCX(漏洩同軸ケーブル)ですね。

トンネル内での通信に使われます。外部導体に細長い穴があけてあり電波が外部に洩れるようになっています。


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