2018-03-31 15:55 — asano
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近代科学資料館とともに電子機器好きにはたまらないNTT技術史料館を取り上げます。ここも行ったのは2年ほど前のことになります。
NTT技術史料館(NTT History Center of Technologies)、電電公社時代のものも含めて膨大なコレクションです。
開館が木曜日と金曜日の午後のみと少なく勤め人だと行きづらいのが難点ですが、他の日に特別公開されることもあります。
場所はJR中央線三鷹駅と西武新宿線の東伏見駅の間、三鷹からはバスもあるようですが、私は散歩のかねて三鷹から歩いてみました。
これはミニファクス、ちょっと懐かしかったので取り上げました。
といっても以前利用していたというわけではありません。
ちょうど私が高校生の頃これのジャンク品を入手して無線で使うのが流行ったことがあり、知り合いの何人かが試していました。どこかがハンマーで壊されていたので廃棄品の横流しだったのかもしれません。直せそうなのを見つけてきて無線機と接続するアダプタを製作し、通信実験をするのです。
左は通称「赤電話」、ほかにピンクや青・黄色なんかもありました。まだ小さかったからかあまり使った記憶はありません。
テレホンカードが使えるようになった緑電話は今でも現役です。「100円はおつりがでません」とわざわざ書かれていますが、たしかに日本でお釣りの出ない機器というのは公衆電話以外にはあまりありませんね。
次はグレーのISDN公衆電話、これはカード専用ですが硬貨の使えるものもあります。モデム等を接続するコネクタが付いているのが特徴です。
右端はICカード専用、最新型のはずですがすべて廃止になってしまいました。一度も使ったことが無い人の方が多かったのではないでしょうか。
クレジットカードを使用する際に店が使う端末ですね。
第1回の今回は加入者側の機器を取り上げました。これらはほんの一部で各種電話機やテレックス等の端末・船舶電話など他にも膨大な展示があります。
もちろん600型電話機もありました。しかも分解したものや各改良型もあったと思います。行ったのは自分のを分解する前だったのでさらっとしか見ていませんでした。もう一度じっくり見に行きたいですね。
次回は交換機等の局側の機器を予定しています。
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