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Z80 SIO/DART


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今回はZ80ファミリのSIO兄弟を取り上げます。


一番手はZ80 SIO/0です。
左はシャープ製のLH0084B (6MHz)とLH0084A (4MHz)です。
右はSGS製のもの。これは前に紹介したMAA-1に使用していたものを一時外して並べて撮影しました。


お次はやはりシャープ製のLH0085、Z80 SIO/1相当のもので珍しく2.5MHz品です。


ZilogオリジナルのZ80 SIO/2、6MHz版のZ0844206PSCです。上下とも同じものですが、時期によってロゴが異なるので両方並べて見ました。
なんか合掌しているような新しいロゴ(下)は個人的にはあまり好きではありません。


最後はZ80 DART、名前はSIOではありませんがピン配置やレジスタが非常によく似ており、仲間と考えてよいでしょう。
写真のデバイスはどれもZilogオリジナルで時期によってデザインが異なっています。
一番上がZ8470APE、下2つはZ8470APSで何が違うのかと調べたら末尾「E」は動作温度範囲が広い(-40°C~+85°C)もので、「S」は通常の0°C~+70°Cのものでした。

ところでZ80 SIO/0,1,2は何が異なるのでしょう? ソフトウェア的には全く一緒で判別はできないと思われます。ハードウェア的にはチャンネルBの信号線が微妙に異なっています。
Zilogのある資料によると必要なピンが40ピンに収まらなかったので一部を省略または二つの信号を内部で接続して一つのピンに出すということで40ピンに収めたとのこと。用途によって必要なピンが異なるので選べるようにしたのですね。
その資料によるとPLCC44, QFP44パッケージで全信号を出したSIO/3, SIO/4というのもあるようです。残念ながら私は持っていないし見たこともありません。

Z80 DARTは非同期通信専用ですが、ソフトウェアの互換性を保ったまま再設計したのか、実は同じものだがマーケティング的な理由(安くしてシェア取りたいが競争力のあるHDLC用途には高く売りたいなど)で分けているのか、SIOの不具合品のうち非同期部分に異常がないものをDARTと称したのか、ちょっとわかりませんね。ただ最後の不具合品復活説を疑いたくなるほどよく似ているとはいえます。

参考文献・関連図書: 
Z8440/1/2/4,Z84C40/1/2/3/4データシート, Zilog.
Z8470データシート, Zilog.

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