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偽物のうち、集積回路のリマーク品は凄まじい量であります。
パターン的には、台湾や中国で製造された(正式な許諾やライセンスの無い、ゆえに非常に低価格な)セカンドソースを、付加価値のある著名メーカーやオリジナル品に見せかける物です。
悪質なのが、これらのセカンドソース品はリマーク前提か?と思える程に、製造出荷される際の渡りマーキングが粗悪だったり単なるスタンプだったりします。

セカンドソースとして製造されています一応は動作しますが、製造ラインの技量や品質は不明瞭で、更に検査・検品はしていない(コストになりますから)ので、品物の品質はかなり怪しいものになります。
更にレーザーマーカー等が低価格化した事でかなりの偽物が存在します。
ロゴマークが画像データから起こしたものを使ってるから何か変だったり、製造時期などから考えても古い又は新しいロゴだったりとかで見分けられるレベルから、極めて精巧で、実際に内部のダイを確認しないと最終的な判別がつかないものまであります。

なお、個別半導体素子にもリマークがあり、こちらは電気的特性が似た、所謂互換品をリマークしたもの、集積回路と同じく偽セカンドソースなど。
これらは厳しい用途意外は普通に使えてしまう場合が多く厄介です。
危ないのが、例えば日本に多いEBC配置の足が、偽物はECBとか、サブスレートの扱いが違うとか、差し替えて破損する物もあります。

なお、さらに調べると、TO-92のパッケージがなんか違ったり、オリジナルに無いメタルCANがあるとか、そんなのもあります。

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