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TL7702/05/09/12/15はTIドイツで設計開発された製品だったが、初期設計時のバグで検出電圧のヒステリシス幅の温特が不安定(高温になるとヒステリシス幅がむやみに広がり、正常なリセット動作が出来なくなる)という問題が発見されたため、改訂版として「A」バージョンを量産リリースした。一方TL7700は日本TIによる純国産設計・製造製品であり、従来のTL77xxシリーズを更にローパワー・高耐圧化・アジャスタブルにした製品で、量産リリースは1983年である。従来のTL77xxシリーズが汎用バイポーラプロセスで耐圧が18V程度だったのに対し、TL7700ではBipolar+DMOSプロセスを採用し、耐圧も60V以上あった。

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