電力

三角タップ

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最近はマイコンネタが多かったですが、今回は電源のアクセサリを取り上げます。

三角タップ
発見したのはこの2口の三角タップ、見るからに古そうですね。

ジャンク箱を漁っていたら出てきました。

裏側
プラグの付いた裏側はこんな感じです。

茶色の部分は紙に樹脂を浸み込ませたような材質です。結構隙間が大きいのが気になりますね。

ネジがマイナスなのもかなり古いものであることを示しています。

最初の写真と見比べると端子の向きが90°違っているのがわかります。

外したコンセント

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前回の給湯器リモコンからだいぶ間が空いてしまいましたが、浴室リフォームで外したものの第2弾です。

脱衣所コンセント
浴室内にはもちろんコンセントはありませんが、脱衣所のコンセントは交換しました。ユニットバスのサイズの関係で浴室と脱衣所の間の壁を移動せざるを得なかったので脱衣所の内装を新しくしたからです。

スイッチ等を金属プレートに固定してから取り付ける構造は今も変わっていません。ただ穴のサイズが小さくギリギリですね。

金属プレートの右側が不思議な形状をしていますが、この部分をマイナスドライバでこじって変形させてスイッチやコンセントを固定します。よく見ると上下の何もついていないところは少し右側に曲がっています(これが新品の状態)が、中央は左に曲がっているのがわかると思います。外す時はもう一度外側に変形させます。
このあたりも今も変わっていないはずです。

電気の史料館 (後編)

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最後となる今回は家庭のもの及び分類に困ったものを取り上げていきます。

安全器
まず最初は安全器、本サイトでも以前取り上げました。時代的にもほぼ同じ頃のもののようです。

自分の持っているのと同じようなものが展示品になっているとなんとなく嬉しく感じてしまうのは私だけでしょうか?

灯火管制用電球
こんなのもありました。灯火管制用電球です。

電気の史料館 (中編)

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昨日は発電関係でしたが、今回は送電関係のものを取り上げます。

バンザイ鉄塔
こんなものもありました。鬼怒川線865号鉄塔、その形状からバンザイ鉄塔とも呼ばれています。

写っているのは上半分だけですが、下半分もちゃんとあります。引きがとれなく全景は撮影できなかったのではないかな。

碍子が6つあるので2回線(一部の例外を除いて3相交流)、電圧は説明によると66kVだったそうです。

現在の鉄塔とは随分と形状が異なっていますね。今では3つの相は縦に並んでいることが多く、飛行場の近くや上を他の送電線が交差しているなどの理由で高さに制限がある場合は横に並べることが多くなります。縦にすれば鉄塔を高くする必要が生じ建設コストが高くなります。横にすれば面積が増えて土地代や線下補償などの費用が嵩みます。

電気の史料館 (前編)

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今回もまた過去に見学に行った博物館をお送りします。

空気遮断器
川崎の尻手駅の近くにある東京電力の「電気の史料館」です。川崎駅からシャトルが出ていたようですが、私は周囲を歩いてみたかったので歩いていきました。行ったのは2010年9月12日、ちょうどその半年後に福島の事故が発生して以来ずっと休館になってしまっています。

敷地は変電所の跡地(移転したのではなく今も地下にあるらしい)で周囲には送電線が集まってきています。

門を入るとこの空気遮断器が迎えてくれました。ここの変電所で使われていたものらしいです。
奥に史料館の入り口が見えています。

空気遮断器とは簡単にいうとスイッチのことですが、切った際に発生するアークを空気を吹き付けて消すことからこう呼ばれています。他には接点を絶縁油に浸した油遮断器、磁力を利用する磁気遮断器、六フッ化硫黄ガスを吹き付けるガス遮断器などがあります。
電力の世界ではスイッチ一つが大変なんですね。