三菱化成 MK-230F MOドライブ
3.5インチMOドライブが見つかりました。
三菱化成のMK-230F、型番から想像できる通り230MBのMOドライブです。
今となってはお話にならない容量ですが、当時は手頃な容量と読み書きが自由にできる結構便利に使っていました。
仕事でもプリント基板の設計を外部委託したときなど成果物が230MB MOで納品されることも多かったです。
3.5インチMOドライブが見つかりました。
三菱化成のMK-230F、型番から想像できる通り230MBのMOドライブです。
今となってはお話にならない容量ですが、当時は手頃な容量と読み書きが自由にできる結構便利に使っていました。
仕事でもプリント基板の設計を外部委託したときなど成果物が230MB MOで納品されることも多かったです。
以前磁気テープ (2)で紹介したQICのドライブです。
5インチベイに入るハーフハイトサイズですね。
「150MB」と書かれていますし、型番の「2150S」からもQIC-150のドライブであることがわかります。
テープは右側のスロットから挿入し、左のレバーを右にスライドさせてロックします。
下の通風孔の右端にアクセスランプが見えています。
以前紹介したWD33C93の改良版WD33C93Aも見つけました。
これが「A」付きのWD33C93Aです。前のが1988年製に対してこれが1991年製ですから、その間に切り替わったということでしょう。
肝心の「A」の有無による相違点なのですが、両者のデータシートをざっと見比べただけではわかりませんでした。同期転送時の速度が向上したらしいのですが、はっきりしません。WD33C93Aの方には非同期で2.5MB/sec, 同期で5MB/secと明記されていますが、WD33C93の資料には転送速度の記述が見あたらないのです。やはりタイミングチャート等をしっかり見るしかないようです。
ちなみにWD33C93から48mAのドライバを除いたWD33C92というのもあったみたいです。
Zilog製の5380、SCSIのICです。
ZilogのZ0538010PSC、10MHz品でしょうか? データシートのOrdering Informationには「Z0538001PSC」と「10」ではなく「01」と書かれていて1.5MB/sとなっています。うーん、謎です。
オリジナルはNCRの5380です。Western DigitalのWD33C93と共に昔のボードではよくお目にかかったものです。
この会社は後に53C810とか53C895などでPCIバス用のSCSIチップでも有名になりますね。