SCSI

Fujitsu MB89352

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SPCカードに使われていたコントローラの単体です。(SPCカードから外したものではありません)


富士通のMB89352AP SCSI Protocol Controller(SPC)、以前取り上げたWD33C93と同様にバスドライバを内蔵したSCSIコントローラです。

40ピンだったWD93C33と異なり48ピンの大きなパッケージ、どこからこの差が出るのかとデータシート見比べてみたら...

B55U-BMN

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前回に引き続き今回も神田装備さんで購入したCバスのボードになります。


シルクのB55U-BMNが型番でしょうか。

「55」という番号・コネクタ・WD33C93Aから察するにPC-9801-55互換のSCSIボードと思われます。

それではいつものように搭載部品を見ていきましょう。

ABP-930/40UA

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私はいったい何枚のSCSIボードを買ったのだろうか? また1枚出てきました...

ABP-930/40UA
AdvanSysのABP-930/40UAあるいはABP-960/70UA、両方の型番が書かれているのでどちらなのか不明です。

どちらもPCIバスのUltra SCSIのボードです。960の方はMacintosh対応らしいという話もありますが、だとすると違いはROMの中身だけかもしれません。

表側
基板の部品を見ていきましょう。

AdvanSysロゴがついているASC3050Bがコントローラ、資料の入手は難しいと思われます。

AEC-7720UW

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以前IDE-SCSI変換器を取り上げましたが、あれは50ピンのSCSIでした。今回Ultra-Wide対応のものが出てきました。これは使っていた記憶は無いなぁ...

AEC-7720UW 表側
ラベル等から考えてこちらが表側でしょう。型番はAEC-7720UW、「UW」からわかるようにUltra-Wide SCSI対応です。

右下のジャンパCN1はSCSI Idの設定とLEDの端子、WideなのでIdは4ビットあります。

左のCN2はもちろんSCSIのコネクタですね。

写真では見にくいですがSCSIコネクタの上にCN3,CN4のジャンパがあります。TERMPWRの供給とターミネータの有効・無効を切り替えるためのものです。

白いコネクタはこの変換器の電源コネクタ、3.5インチFDDに使われているものと同じです。

PCI-SC200 SCSIボード

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Ultra Wide SCSI対応のDC-390Fを前に紹介しましたが、これは同じ系列のコントローラ搭載のボードでFast SCSI対応のものです。

PCI-SC200 表側
PCI-SC200、マザーボードやEee PCなんかで有名なASUSTeKの製品です。

Adaptecのものに比べてはるかに安価だったので何枚も持っていました。ただUltra SCSI対応版が出なかった(少なくとも入手できなかった)ので私は後にはTekramのSC-390シリーズに移行してしまいました。

右下のQFP、NCR53C810がコントローラです。その左にはPCIのボードには珍しいジャンパピンがありますね。INTA~INTDとあるので割り込みです。普通はこれを切り替える必要はなかったはずです。

左のブラケットのところに2ついるDS2107ASはSCSIのターミネータです。

Adaptec AHA-2940U

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今回はP65-MDDA8X64とともに出てきたAHA-2940Uを取り上げます。

AHA-2940U
Adaptec製のAHA-2940U、PCIバス対応のSCSIボードで20MB/secのUltra SCSI対応のものです。

前にDC-390Fのところで書いたように私はPCI以降はAdaptecのボードは避けていたので、これは「捨てるならクレ」で貰ったものだと思われます。なので私自身はこれを使ったことは無いはずです。

ボード上のパーツを見ていきましょう。

中央の大きなQFPはコントローラ、ラベルは剥がしていないので型番は不明です。ラベルの右下から「ec」が見えていますが、「Adaptec」の末尾と思います。

Tekram DC-390F

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またもSCSIボード、TekramのDC-390Fです。DC-390, DC-390Uもあるはずなので揃ってからと思っていたのですが、なかなか出てこないので今回はこのDC-390Fのみです。

DC-390F 表側
Ultra Wide対応で、ホストインターフェイスはPCIです。

コネクタは外付けドライブ用のCN1と内蔵16ビット用のCN2・内蔵8ビット用のCN3と3つありますが、同時に使用できるのは2つまでです。でないとこのボードのところでバスが分岐になってしまいますから。

中央のホログラムシールが貼ってあるのがSymbios製のコントローラ、剥がして確認はしていませんがおそらく53C875と思われます。

左に3つ並んでいるUCC5614DPは9ラインのターミネータです。SCSIの信号は制御用に9本、データはパリティ含めて9または18本なので、2つまたは3つでちょうどになります。

ISA SCSIボード

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ISAバスのSCSIボードがまた1枚出てきました。

表面
8ビットバスの小さなボードです。左上には「HP」のロゴも見えます。

ひときわ大きなNCR 53C400Aがコントローラ、データシートによるとアドレスデコーダまで内蔵したPCに特化したSCSIコントローラのようです。48mAのドライバも持っています。

3つある小さなPLCCはPALCE16V8H-15JC/4 ×2, PALCE20V8H-15JC/4です。どちらもGALと同じようなPLDです。せっかくISAバスに直結できそうなコントローラなのに、何をしているんでしょうか?

右下のALS245はパターンから見てデータバスのバッファでしょう。

右上の薄緑色はSCSIのターミネータ、右下の銀色はTERMPWRの保護素子と思います。

内蔵用SCSIターミネータ

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前に「SCSIターミネータと変換アダプタ」で外付け用のターミネータを取り上げましたが、今回は内蔵用のものです。

ターミネータ (オス側)
Wide用の68ピンのターミネータです。

オスのコネクタが付いています。内蔵デバイスにはメスコネクタが1つだけついているのが普通なので使う機会は無いように思っていたのですが...

ターミネータ (メス側)
反対側にはメスのコネクタがあります。