SCSI

SONY NWP-539N 5インチMOドライブ

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今回は業務用以外ではあまり普及しなかった5インチのMOドライブを取り上げてみます。

NWP-539N
これはSONY製のNWP-539Nです。型番からNEWSネットワークステーション用の周辺機器として発売されていたものでしょう。
容量は片面297MBで、必要に応じて裏返して挿入することができます。つまり1枚あたりの容量は594MBですが、同時に使えるのは半分ということになります。昔のレコードやカセットテープ(オートリバース無し)のようなものですね。

以前仕事で同種のドライブをMacintoshで使用していたことがあります。主にバックアップ目的でしたので困りはしませんでしたが、アクセス(特に書き込み)が遅かった印象があります。
ちなみに写真のモノは後にジャンク屋で入手したものです。

Paralan SIR-S8

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ホストアダプタでもターゲットデバイスでもない変わったSCSI機器が出てきました。

SIR-S8 前面
これがそのParalan製のSIR-S8、SCSIの中継器です。SCSIはその転送速度によって最大ケーブル長が1.5m~6m(シングルエンドの場合)に制限されています。せっかくホストを含めて8台または16台(ワイドの場合)接続できることになっていても、実際はこの最大ケーブル長によって接続台数が制限されてしまいます。そこでバスの途中にこの中継器を入れることでバスを2つに分け、ケーブル長による制限を緩和させるのです。

どちらが前面かよくわかりませんが、ここでは仮にLEDのついている側を「前面」、電源コードの生えている側を「背面」と呼ぶことにします。

Nakamichi MBR-7

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まだHDDの容量が少なかった頃に使っていたCD-ROMチェンジャーです。

MBR-7
Nakamichi製のMBR-7 (2倍速 SCSI接続)です。後に4倍速になったMBR-7.4というのも発売されました。「7」はディスクを7枚入れられることからのネーミングでしょう。

Nakamichiと言えばオーディオ機器が有名ですが、PC周辺機器も作っていたんですね。

私は2つ買って電子ブック(広辞苑と英和・和英)や雑誌付録(有名なFTPサイトを収録したものとか)を突っ込んでいました。今ならHDDの片隅に入れれば済むのですが、HDDが数GBしかない頃に遅いとはいえ1台で650MB×7 = 4.5GBの容量はありがたかったです。
ただ使い方には注意が必要で、2枚のディスクに同時にアクセスするとディスクの交換が繰り返されて大変なことになります。

デスクトップPC内蔵用 PCカードアダプタ

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これはデスクトップPCでPCカードを扱うためのアダプタです。

PCカードアダプタ
これが全体、見てわかるように3.5インチのドライブベイに入れるようになっています。

当時この手のアダプタはいくつかありましたが、その多くは拡張スロットに専用カードを挿す形式のものでした。PCカードの信号は基本的にCPUバスなので、拡張スロットから取り出すというのは理に適っています。
しかしデスクトップPCでPCカードを使用する目的は多くの場合はフラッシュメモリやHDDなどのストレージ系カードです。I/O系はPCカードを使用するよりISAなりPCIのスロットを使用するほうが安価で性能もよく選択肢も多いですから。そこでこのアダプタはストレージ系カード専用と割り切ることでインターフェイスにSCSIを使っているのです。何か他の用途でSCSIを使用していればそのバスに追加できますし、必要に応じて外付けにもできます。

BusLogic BT-445S SCSIボード

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今回は古いSCSIボード、BusLogicのBT-445Sです。


ずいぶんと長いボードですね。対応バスはVLバスです。

このバスはVL (VESA Local)の名前の通りVESA (Video Electronics Standards Association)が策定したもの、基本はビデオボード用のものですが、このようなビデオ以外のボードも少数ながら存在していました。
マザーボード側もビデオ以外での利用を想定しているのか2スロット持つボードが結構ありました。

NEC N7616-90 DDS-2オートローダ

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ジャンク扱いで入手したDDS-2のオートローダ(チェンジャ)です。


オートローダというのは複数のテープをセットしておいて、そのうちの1本を選んでドライブにセットしてくれる装置です。本機ではテープは専用のマガジンに6本までセットできます。

私はこれを実際に使用した記憶がありません。
マガジンが入手できなかったのか、入手できて試したけれど正常に動作しなかったのか...
今回試しに電源を入れてみたところ、自己診断はパスして「Insert Mag」表示は出たのですが、マガジンが見当たらないのでそれ以上の確認はできていません。

SCSIケーブル (フル-ハーフ)

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最近あまり使うことの少なくなったSCSIケーブルです。


左側はよく使われていたコネクタですが、規格では規定されていなかったはずです。右はSCSI-2で規定されたコネクタです。

総延長が長くなると不安定になることも多く、私はこのような短いケーブルを好んで使っていました。