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磁気テープ (3)


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3回目の今回はヘリカルスキャンのモノたちです。


これはExabyteのテープとケースです。幅は8mmで、カセット形状も8mmビデオのテープと同じ、もちろんメーカは保証しませんが安いビデオ用を使用することもできました。後期のドライブではビデオ用は認識できなくなったように記憶しています。
テープ長は15m, 54m, 112m, 160mの4種類があり、160mのは「XL」がつくドライブでのみ使用可能です。 最大容量は非圧縮で7GBなので、今となっては使い道が無いですね。
Exabyte社の後継としてはMammothシリーズがあり、こちらは最大容量60GBまで達したようです。これは使ったことありません。
また同じ8mmカセットを用いたSONYのAITもありました(互換性はありません)。これは最大400GB(SAITは800GBですがテープ幅が違います)ですが、これも使ったことは無いです。


この写真のテープは15m長の純正品ですが、叩き売られていたから買っただけで、通常は112mのそれもSONYかImationのものを使っていました。5個入りのカートンがあったので載せておきます。

実はこのExabyteは大学でも会社でも使ったことは無くて自宅で使っていたんですよね。PCのHDDがまだ400MB程度のときに2.5GB(最初に買ったドライブは2.5GBでした)ものテープドライブを何故買ったのかは、ドライブが出てきたら書こうと思います。


これはDDSのテープ、こちらはDATと同じカセットを使用しています。最大容量は36GB(より大容量のものはテープ幅が8mmに変更されています)ですが、持っているのは12GBのDDS3までですから、やはり使い道は無いです。

DDSの思い出といえば大学の研究室に泊り込んで回覧のテープをコピーしたことですかね。
あの頃、私のいたところでは学外への接続は制限されていて気軽にftpなどできなかったし、できても大量のダウンロード(数MBでも)は夜間に行うのがマナーだと言われていました。それで時々ftpのミラーをしているところがサーバ内容をテープで回覧してくれることがありました。申し込むと回覧ルートのリストとともにテープが郵送されてくるのでコピーして次の人に郵送するのです。後の人を待たせるわけにいかないので隣の研究室からドライブを借りてきて(HDDに何GBもの空きは無いので)コピーしていました。


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