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マイコン

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マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。

Am2901

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前回のと一緒に調達したものがいくつかあるので何回かに分けて取り上げようと思います。


これはAm2901 4ビットスライスALU、AMDのAm2900ファミリの一員です。

以前取り上げたIDM2911もこのファミリ(セカンドソースですが)ですね。

その時も書いたようにこのファミリは一般的なプロセッサとペリフェラルといったものではなく、プロセッサを構成するための部品の集合体です。しかも決まった完成形があるわけではなく、すべてが回路設計者に任されています。命令デコーダは各自設計する必要があるのでAm2900命令セットといったものは存在しません。

MC6808

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また新しいデバイスを買ってしまいました。


MotorolaのMC6808L、1980年9週製造と思われます。

MC6808はMC6802から内蔵SRAMを取り除いたものです。必要なRAMの少ないシステムでは外部にRAMを接続しなくて済むMC6802はありがたい存在ですが、どうせ外部にRAMを追加するなら128バイト程度のRAMなど無くても困らないでしょう。

まぁMC6802もピン36をRE(RAM Enable)をLにすれば内蔵RAMは切り離されるので、ダイは同一の可能性もあります。MC6808では常にLにしろとあるのでボンディングオプションですらなく単にRAMの動作を保証するかどうかの違いかもしれません。

RP2040ボード

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RX220ボードと一緒にこんなボードも買っちゃいました。


RP2040(Raspberry Pi Picoのマイコン)を搭載した秋月独自のマイコンボードですね。互換機なのかな? 私としてはアセンブリでゴリゴリ書きたいと思っているので資料さえあれば互換性は気にしませんが。

そういえば意外に思われるかもしれませんが、実はRaspberry PiもArduinoもこれまで使ったことありませんでした。

マイコンボード作る時ってそれを使って何かをしたいというよりマイコン自体で遊びたいことが多いからですね。

何かをしたいときも生のAVRマイコンを使っちゃうし。

あっ、いつもアセンブリで書いちゃってるからAVRをC言語などで書いたこともない気がする。

RX220ボード

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マクロアセンブラASのRXコードジェネレータは完成し、無事に本家にマージされました。

次は書き込み環境を用意しなくてはなりません。USB接続して純正のツールを使えばすぐにできるはずなのですが、なんか登録しないとツールのダウンロードできないみたいですし、独自にアセンブラも用意してしまったので書き込みも自力でやろうかと考えています。シリアルの方が簡単そうなので接続のための基板でも作ろうと秋月電子通商のサイト眺めていたら...


RX220のボードも見つけてしまい、訳アリ品(スイッチが逆マウント)で安かったこともあり買ってしまいました。

逆マウントといってもONの向きが逆なのと1,2が入れ替わるだけなのでわかって使えばそのまま使用可能です。

Intersil IM6100

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HD1-6120があるのでどうしてもというわけではなかったのですがこれも買ってしまいました。


IntersilのIM6100AIPL、1984年製ですかね。

ミニコンPDP-8の命令を実行できる12ビットのプロセッサです。PDP-8の製造元であるDECのVT78に使われたことからもその互換性は折り紙付きと言えるでしょう。

RXの命令を眺めて

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アセンブラを書いているとどんな命令があるのか全体が見えてきます。

アセンブリ言語で書いても同じではと思うかもしれませんが、その場合はこんな命令無いのかなと探しに行くことはあってもどんな命令があるのか見ることはあまりないように思います。少なくとも私はそうで、新しいプロセッサを初めて触るときはニーモニック一覧を眺めて使い慣れたプロセッサの命令に相当するのはどれかといった探し方をしてしまいます。

そうすると汎用的な命令はわかりますが、知らなくてもプログラムは書けるけど使えば便利(速い)命令は置き去りになります。

一方でアセンブラを書いていると全部の命令に一通り目を通すことになります。動作は知らなくても書けますが、マニュアルに一緒に載っていれば目に入りますし、今回のRXのように別になっていても気になって調べてしまいます。まぁ好奇心の少ない人が仕事として黙々とやったらだめかもしれませんが......

そんなわけでRXの命令を見ているとつくづくC言語(とその派生)を意識した命令セットだなぁと思えるものがあります。

RX621ボード

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秋月に寄ったらルネサスRX621のボードが安かったんで深く考えずに買ってしまいました。


ハンダブリッジをリワークした訳アリ品ということで1000円でした。マイコン単体より安いです。

開発セットではないので基板1枚だけでソフトウェアなどは一切ないですが、Universal Monitorの移植をしたいだけなので問題ありません。

H8/532ボード(ソフトウェア編)

ボードが出来たら動作確認です。

まずはφに1/2のクロック(8MHz)が出てくるのを確認します。これで電源が正しく供給され、デバイスも生きているらしいことがわかります。

続いてバスにLED繋いだ状態で短い無限ループを実行してみます。最短2バイトでループできますが、アドレスバスのLEDを見ているとかなり先(4バイト?)までプリフェッチしているらしいのがわかります。

ここまで来たらいつものようにUniversal Monitorの移植に入ります。

最初はコンソールとしてEMILY Boardの仮想UARTで書き始めましたが、文字列表示までできたところで内蔵SCIにも対応しました。日立のSCIは共通なのでH8/300用をそのまま移植して動きました。

H8/300とH8/500は同じH8ファミリで似ていますが、大きく異なる点もあり同一ソースから条件アセンブルは無理と思います。

H8/532ボード(ハードウェア編)

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PLLが途中ですが、並行して作っていたマイコンボードが動き始めましたのでそちらを取り上げようと思います。


H8シリーズの最初のH8/532のボード、もちろんEMILY Boardで動かします。

幸いノンマルチプレクスバスなので通常のユニバーサル基板を使用します。配線も一対一接続なので厄介なところはありません。

一応未使用ポートをピンヘッダに出して、SCIもTTL-232R-5Vを接続できるようにしてあります。

MC68EC020

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MC68030, MC68040, MC68060にはMMUやFPUの有無によってMC68EC030などの廉価版が存在します。MC68020には外せるユニットがないので廉価版は無いと思っていましたが...


MC68EC020はありました。これは1999年製の16MHz版、日本製なんですね。

MC68020との機能的な違いはメモリ空間が16MBしかないことです。

機能以外ではパッケージがプラスチックPGAになっています。

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