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      前回書いたようにPIC12F1822と2764の書き込みをしなくてはこれ以上の動作確認ができません。2764は問題ありませんが、PICの書き込み環境がありませんでした。基板購入時に手配してあった機材をセットアップします。
私はAVR派なのでPICの使用頻度は低いだろうということでAliExpressで値段優先で購入したのですが、案の定届いたのはコンパチ品でした。
外観はそっくりなのですが、ロゴのところが違っていますね。
ターゲット基板にコネクタをつける前提(デバッガとして使うなら当然)ですが、今回は基板にコネクタはないのでそのままでは書き込めません。
親切なことにこのような書き込み用ソケットの基板が付属していました。
下のコネクタにPICkit3を接続します。が何も説明書のようなものが入っていません。幸いシルクで信号名が書かれているのでそれを頼りに接続します。PICkit3側の配置は以下のようになっているので▼マークをMCLRに合わせて挿せば良いようです。
| ピン | 信号 | 備考 | 
|---|---|---|
| 1 | MCLR/VPP | Power | 
| 2 | VDD_TGT | Power on target | 
| 3 | GND | Ground | 
| 4 | PGD | Standard Com Data | 
| 5 | PGC | Standard Com Clock | 
| 6 | PGM | Low Voltage Programming | 
最後の6ピンのPGMは未接続になりますが構わないようです。
8ピンのPIC12F1822は40ピンのソケットのどこに挿せばよいのでしょう?
ジャンパピンの設定は?
裏面のこれがマニュアル代わり。挿入位置が半端なので注意しないとずれてしまいそうです。
これで準備はできたようなので新品のPIC12F1822を挿してブランクチェックをしてみたのですが、デバイスを認識できないのです。
念のためデータシートを参考にデバイスのピンとコネクタ間の導通チェックもしてみましたが問題無さそうです。
やはりPICkit3が怪しいのかな。
参考文献・関連図書
          PICkit 3 プログラマ/デバッガ ユーザガイド, Microchip Technology.
          PIC12(L)F1822/PIC16(L)F1823データシート, Microchip Technology.
              関連項目
          
      
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