SN74141を試す
複数のSN74141が揃ったので動かしてみることにします。ニキシー管を点灯してみたで使った基板を流用します。
4ビットのカウンタを追加して順に点灯させることにします。
管もSN74141も取り換えて試すのが目的です。管は前回同様、ピン1, 13のみ穴に通し基板にハンダづけしているのはアノードのピン13だけです。SN74141はZIFソケットを使いました。
個人的に製作してきたものの紹介です。
電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。
回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。
残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。
もちろん仕事ならば書きますが。
特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。
5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。
複数のSN74141が揃ったので動かしてみることにします。ニキシー管を点灯してみたで使った基板を流用します。
4ビットのカウンタを追加して順に点灯させることにします。
管もSN74141も取り換えて試すのが目的です。管は前回同様、ピン1, 13のみ穴に通し基板にハンダづけしているのはアノードのピン13だけです。SN74141はZIFソケットを使いました。
Universal Monitor Z8000は現在のところZ8002のみの対応です。これは実行環境がSBCZ8002しかないためですが、Z8001は持っているので何とか動かしてみようというのが今回のお話です。
高圧電源が出来たのでニキシー管を点灯させてみました。
ニキシー管の点灯には200V近い電圧が必要になります。現役の頃はAC電源からトランスで昇圧するのが一般的だったと思いますが、現在ではトランスの入手は簡単ではありません。幸い電流はそれほど必要ないのでDC-DCコンバータで作ることにします。
これまでによく使ったDC-DCコンバータの石としてはTL497とNJM2360がありますが、どちらも200Vといった電圧には対応していません。とは言えこれは内蔵のトランジスタの耐圧の問題なのでトランジスタを外付けすれば使えるはずです。
検索してみるとNJM2360を使った例がいくつも出てきますので、それらを参考にして制作することにします。
外付けのスイッチとしてはMOS FETのTK10A60Dを使いました。インダクタやFRDなども含め秋月で揃う部品を採用します。
uPD78CG14ボードの基板と一緒に注文していたのがこのEMILY Board +16の基板です。
これで8ビット・16ビット・32ビット幅のバスが使えるようになります。メモリ構成的には4k×8bit, 4k×16bit, 4k×32bitですが、プロセッサボードに簡単なアドレスデコーダを積むことで16k×8bitや8k×16bitのような使い方も可能です。
前回、ピギーバックのROMと内蔵RAMで動作したので、今回は外部RAMを追加してみます。
ハードウェア的には未実装だった74HC04, 74HC573, 62256を載せるだけです。
ソフトウェアとしては、内蔵ROM(ピギーバック含む)有効モードで起動するとポートD,FはポートになっているのでMM(Memory Mapping)レジスタを設定してバスに切り替えないといけません。
Universal Monitorのソースに追加しなくてはと読み始めたところ、MMレジスタの設定は既に書かれていました。uPD78C10ボードを動かしたときに、内蔵ROM無効の場合はROMアクセスのためにポートD,Fは自動でバス設定になるのですが、念のためにMMレジスタも設定していたようです。
先日のuPD78CG14E、QUIPなのでユニバーサル基板では扱いづらい上にμPD7800ともピン配置が大きく異なるのでuPD7800Gボードを流用するわけにもいかず...
別な基板発注するついでに専用基板起こしてみました。
写真はとりあえず動作したところです。
I/Oピンを引き出すためのコネクタと外部RAMが未実装ですが、Universal Monitorは動きます。RAMが内蔵の256バイトしかないので大したことはできませんが。
このボードは以下のようなコンセプトで作っています。
EMILY Boardの基板化では数点間違いがあったのでその修正と、16ビットバス拡張用のEMILY Board +8の追加のために発注していたプリント基板が出来てきました。
早速1枚ずつ組み立ててみました。
プロセッサボード無しでコンソールから両方のメモリが読み書きできるか確認したところ問題なしです。
続いてプロセッサボードを接続してみます。
ちょうど手近にあったのがCDP1802ボードだったのでそれを使いました。いつものようにUniversal Monitorをロードして実行してみますが動きません。
そのままボードを裏返したりしておかしなところが無いか見ていたのですが、いつの間にかターミナルに起動メッセージが表示されているではないですか。
前回正常に読めていないものがあったのでその理由を考えてみます。
ここでデータシートのある記述を思い出しました。
予告通り外したHN61256Pを読んでみた話です。
読むためにこのようなHN61256リーダを製作しました。
通常このようなマスクROMを読むときはピン互換のUV-EPROMとしてROMライタで読んでしまいます。シグネチャ機能を切り、書き込み動作を行わないよう注意すれば、まず問題はありません。
ピン互換なデバイスが見つからない時でも簡単な変換アダプタを作れば大抵読むことができます。