PLLシンセサイザ(その2)
VCOが動いたので残りの部分を作っていきます。
MC145106には10.24MHzの基準クロックを与えるのが一般的です。内部ではこれを1/1024または1/2048に分周して10kHzあるいは5kHzを作ります。一方VCOからの入力は1/N(Nは2~511)に分周します。この両者を位相比較器に入れてVCOにフィードバックすることでN×10kHzあるいはN×5kHzの周波数を得ます。
この10.24MHzの水晶を秋葉原で探したのですが見つけられず、手に入った20.48MHzのOSCを74HC390で1/2に分周して供給しています。