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MUTIF09


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Universal Monitorを移植しようと組み立てたMUTIF09、他の石も載せてからと思っていましたが時間かかりそうなのでとりあえず現状です。

MUTIF09
MUTIF09はKasumi YOSHINO(JA1UMI)氏のシングルボードコンピュータボードで、資料はBOOTH・プリント基板はオレンジピコショップにて入手可能です。Universal Monitor移植に最低限必要なもの(と手持ちがあって迷いのないものの一部)を搭載しています。

基板 表面
それでは基板上の部品を見ていきます。

黄色のSW1は言わずと知れたリセットスイッチです。

下のU1はSG-8002DC、8MHzに設定していますのでMPUクロックは2MHzとなります。基板の穴は4つなので通常の8ピンのソケットは実装できません。専用の4ピンのソケットも存在はしますが、入手困難なので8ピンのものから不要なピンを抜いて対応しています。

U2はMPU、せっかくなのでHD63C09Pを載せてみました。これは3MHz品ですが、残念ながら6850の3MHz対応品がありませんので2MHzで動かしています。

RAMには東芝のTC55257DPL-85Lを使っています。

ROMは三菱のM5L27128Kをたくさん持っているので選んでいます。

40ピンの空きソケットは8255 PPI用、いずれ怪しいμPD71055でも載せて試してみようかと思っています。

GALは手持ちの古いGAL20V8-25LPを使ってみました。30年以上前のシロモノのようですが無事動作しました。

Am9511アドオンボードは基板もデバイスも持っていますが、丸ピンソケットにするかピンヘッダ用のソケットにするか決めかねているので保留しています。

横のHD63B50PはMC6850のCMOS版、これの3MHz対応品があると良いのですが...

下の24ピン空きソケットは8254用、いずれCXD71054でも載せてみようかな。マルチタスクモニタでも書いてみるのも面白いかもしれませんね。

左上の14ピンソケットはシリアルポートにRTSを返すための74LS04ですが、ハンドシェイク無しでも動くので未実装です。

U4はシリアル用のクロックで1.8432MHz、115200bpsとなります。ソケットに改造が必要だったのは前記と同様です。

左下のソケットはアンプ用の74HCU04、やはり無くても困らないので。74HC04は手持ちがありますがHCUはあったかな?

電源は手持ちのピンヘッダを付けてしまったのですが、これは失敗でした。いつか逆接やらかして壊しそうなので、早く交換しないと。

Universal Monitorの移植はconfigファイルでメモリとACIAのアドレスを変更するだけで簡単でした。
今は割り込みに対応していませんが、このボードならジャンパ1本でシリアル割り込みかけられそうなので対応してみようかな。

参考文献・関連図書: 
Kasumi YOSHINO『MUTIF09 6809シングルボードコンピュータ技術メモ』.
関連項目: 

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