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MBC8085


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8755を焼けるようになったので続いてMCS8085を動かします。


MCS8085もやはり 電脳伝説@vintagechips さん作のボードです。

8085+8755+8156の3チップ構成でグルーロジックなどは一切ありません。40ピンのDIPが3つだけというシンプルな美しさがありますね。

これだけで以下の機能を含んでいます。

  • CPU(8085)
  • 2kB ROM(8755)
  • 256B RAM(8156)
  • パラレルI/O 38本(8755+8156)
  • 16ビットタイマ(8156)

ちょっとした組み込みのコントローラに必要なものが大体入っています。これでUARTがあれば文句無いのですが... それは望みすぎというものでしょうか。


手持ちの部品で組んでみました。コネクタ2つが見当たらなかったので未実装ですが、これだけで基本的な確認はできます。

8085はIntel D8085AH、最初SBC8085から借用しようかとも思ったのですが、8156の捜索中に見つけたものを使いました。CERDIP品です。

8755は東芝のTMP8755ACを載せました。金属枠の窓付きセラミックという古めかしいパッケージです。他にIntel CERDIPのものが見つかっていますし、探せばNECのものもどこかにあるはず。

8156はNECのμPD8156C-2、これはプラスチックDIPです。

IntelのCERDIPで統一できないかなとD8156をネットで探してみたのですが1つ2000円以上だったのでパスしました。そのうち気が向いたら買わないとも限りませんが...

クロックは6MHzのセラロック、リセットはC,RとDを組み合わせたよくある回路ですね。あとはパスコンとプルアップ・プルダウンくらいです。8755の負論理のCE1と8156の正論理のCEをうまく利用してアドレスデコーダを省略しています。


裏面を見ると3チップ間の配線の多くが並列になっており、この組み合わせで使用することを想定していたらしいことがわかりますね。8085のデータシートにも8085+8755+8156の参考回路が載っていたりします。

ソフトウェアはUniversal Monitorを移植したいところでしたが、2点ネックがあって動かせておりません。

一つはメモリ容量の問題、2kBを超えてしまっているので8755のROMに入りきりません。レジスタ関係でメモリを食ってしまっているのでUSE_REGCMD=0すればいけるかな。

もう一つはUARTがないこと、ソフトUARTを書けば良いのですが、貴重な8755を書き換えながらデバッグするのもアレなのでSBC8085を使って開発したほうが良さそうです。CONSTの扱いをどうするかという問題もあります。

参考文献・関連図書: 
鈴木哲哉(2021)『MCS8085技術資料』
8085AH/8085AH-2/8085AH-1データシート, Intel.
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