2016-06-30 21:05 — asano
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これは私のMS-DOSパソコンの2台目、そして実質的な最後のものです。
それまで使っていたやはりEPSONのPC-286NOTE Fがあまりに使えないので購入した、PC-386NOTE Aです。
「実質的な最後」というのはこれ以降は、ジャンクで買ったPC-9801Fとか、組み立てたPCも386bsdがメインで拡張カードの動作確認とか設定ツールのためだけにPC-DOS入れていたりで、メインでは使わなかったから。
開けたところ、LCDモニタぶの額縁が広いですね。ちなみにこのモニタはカラーではありません。コントラスト調整もアナログのスライドボリュームです。
キーボードのアップです。周囲が汚いのはカバーを剥がした跡、粘着テープで貼り付ける構造になっていました。使っているうちに伸びてベロベロになってくるので剥がしたんじゃないかと。最近はこういうタイプのカバーはあまり見かけませんね。液体をこぼすことについては有効だったんですけどね。
ディスプレイを閉じて、オプションなどのカバーを開けたところです。
左上はバッテリ、6V 2800mAhとあったのでリチウムイオンではないですね。NiCdかNiMHの5つ直列でしょうか。
右上はHDD、確かサードパーティ製の40MBだか80MBを入れていたのですが、ありませんでした。流用先なんて無かったと思うのだけれど。
底にはメモリの増設スロットがありました。刺さっているのは6MBのモジュールですね。
リアの端子は左からAC ADAPTER, MOUSE, RS-232C, PRINTER, FDD, EXTです。
マウス、シリアルは(PC-9801としては)標準的なコネクタですが、プリンタ以降は小型コネクタになっていて特殊なケーブルが必要です。特にEXTは拡張バスですが高価な拡張ボックス以外に適当なケーブルがなく、コネクタ単体も類似品しか手に入らなかった上、圧着も難しくてハードウェアの工作には結局手を出しませんでした。
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