2016-07-12 23:08 — asano
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これは私が初めて買ったMS-DOSパソコンです。
エプソンのPC-9801互換機の一つ、PC-286NOTE Fです。名称はPC-286ですが、搭載しているCPUはV-30という少々紛らわしい代物です。左上のスペースはバッテリパックのつく場所です。
LCDは8階調グレーの640×400、HDD搭載不可、バッテリはNi-Cd電池という今となっては信じられないような低性能ですが、初めて買った16ビットパソコンということで期待したものです。期待は裏切られてPC-386NOTE Aを買うことになるわけですが。
正面から見たところ。
液晶はバックライト無しの反射タイプだったかと。
キーボードのアップです。
このキーボードカバーは周囲が粘着テープになっています。隙間がないので飲み物等をこぼしても平気ですが、剥がしたら再使用不能なので付け外しはできません。私は液体で駄目にするよりはマシということで使っていましたが、キータッチが独特なので知人には不評でした。
これは裏面、左下は拡張メモリのスロット、V-30なのでメインメモリにすることはできず、EMSかRAMディスクとしての使用になります。私は確か4MB搭載していたはずなのですが、見つかりませんでした。
このメモリ、RAMディスクとして使うときはバックアップされて不揮発なのでHDD代わりに使用できて便利なのですが、EMSとしては使用できません。EMSとして使用する場合はその一部をRAMディスクにすることも出来るのですが、起動時にEMSドライバに初期化されてしまうのでHDD代わりにはなりません。
私はRAMディスクドライバを規格破りな方法で自作してEMSと不揮発RAMディスクを共存させていました。
背面はPC-386NOTE Aとほぼ一緒です。といってもこちらが先ですが。
電源コネクタは286NOTE Fでは背面ではなく横です。
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