2018-02-06 22:04 — asano
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以前取り上げたAV2HDMIはコンポジットビデオをHDMIへ変換するものでしたが、これは逆にHDMIをコンポジットビデオに変換するものです。
HDMI2AV、デザインもそっくりの姉妹品ですね。
これ買ったのはBDレコーダを買った直後でした。
いざレコーダを設置しようとしたら、何とテレビが古すぎてHDMI入力がなかった(さすがにLCDですし、地デジも対応です)からです。それでもどうにかして繋ごうと変換器をいくつか買ったうちの一つがこれです。結局、HDMI⇒コンポーネント変換を使ったのでこれは余ってジャンク箱に放り込まれていました。
左側面には入力のHDMIコネクタがあります。
前面には電源用のUSBコネクタと切り替えスイッチがあります。
電源はHDMIからも供給可能なので普通はUSBコネクタは使わなくても良いはず、HDMI側からの供給に問題があるときのための予備と思われます。
スイッチはコンポジット出力の形式を切り替えるものですが、日本ではPALを使うことはあまり無いでしょう。
AV2HDMIではこれらは背面にありましたが、このHDMI2AVでは前面になっています。使用頻度に大きな違いがあるとも思えないのにと思っていたら、一つ理由に思い当たりました。
それはこうすることでケースの形状がまったく一緒になるのです。このような樹脂ケースは射出成型で製造しますが、それには金型が必要になります。2機種でまったく同じ形状になれば金型を共有することができ、コストの節約になります。
右側面にはもちろんコンポジットビデオと音声の出力端子です。
実は分解前に写真撮影するのを忘れたので掲載した写真は全て再組み立て後のものです。AV2HDMI(分解編)にも書いたようにツメが外しにくく、無理矢理開けた跡が付いてしまっています。
次回はこれの分解編をお送りする予定です。
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