2018-07-07 21:21 — asano
カテゴリー:
ボードも出来たし、アセンブラも用意できたので、いざ動かそうとしているのですが...
予想外に苦戦中です。
まず簡単に動作すると思っていたシリアルが動かない。
ならばとパラレルポートに出力させようとしたのですが、これも出てこない。
こんな基本的なものが動かないとなるとプログラムが走っていないのではという疑いがでてきます。使っているZ8613はパッケージの隅が欠けているくらいなので生きていない可能性すらあります。
小さなことでも良いのでプログラムが走っている証が欲しいところです。
ROMから命令フェッチしているのがわかればCPUが生きていることがわかります。オシロスコープでもあれば良いのですが、持っているのは古いアナログのものだけ、それもすぐには出てきません。
仕方ないので周波数測定可能なテスターを引っ張リ出してきました。これでROMのアドレスピンをあたっていきます。A0は約0.5MHz、A1, A2...と下がっていきA6以上はDC(変化なし)でした。
これでCPUは命令を読んでいて、アドレス003FH以下でループしているらしいことがわかりました。
もう一つ、Z8613の40ピンをみると19.2kHzでした。ここにはシリアルのボーレートジェネレータT0の出力が出ています。
試しにT0の設定を変更したROMに換えてみると40ピンの周波数はそれに応じて変化したのでボーレートジェネレータの設定は正しく出来ているようです。
何かの設定を間違えているか、忘れているのでしょうね。マニュアルをもう一度読み直してみたほうが良さそうです。
あと2732Aをもう少し探さないと。手元に2つしかないので消去待ちが多くて検討が進まないです。
25V書き込みの2732はもう少しあるのですが、21VまでのTL866Aではやはり書けませんでした。何回か繰り返していると書けるのですが、面倒だしROMを傷めそうなので。
25V書き込みの2732はもう少しあるのですが、21VまでのTL866Aではやはり書けませんでした。何回か繰り返していると書けるのですが、面倒だしROMを傷めそうなので。
参考文献・関連図書:
Z8611,Z8612,Z8613データシート, Zilog.
"Z8 CPU User Manual", UM001604-0108, Zilog.
Add new comment