Intel 80486DX-33
インテルの80486DXの33MHzです。他に50MHz版というのもあった気がしますが、外部バスが速すぎて使いにくかったのか主流にはなれず、後に33Mhz版の外部バスはそのままに内部クロックを66MHzにしたDX2が発売されました。
表面がわりと綺麗ですが撮影のために拭いたりしたわけではありません。この頃はまだ空冷ファンどころかヒートシンクも無しですんでいたのです。
この写真の個体は私が初めてPCを組み立てたときのものと思われます。
インテルの80486DXの33MHzです。他に50MHz版というのもあった気がしますが、外部バスが速すぎて使いにくかったのか主流にはなれず、後に33Mhz版の外部バスはそのままに内部クロックを66MHzにしたDX2が発売されました。
表面がわりと綺麗ですが撮影のために拭いたりしたわけではありません。この頃はまだ空冷ファンどころかヒートシンクも無しですんでいたのです。
この写真の個体は私が初めてPCを組み立てたときのものと思われます。
究極の8ビットとも呼ばれたモトローラのMC6809、残念ながら搭載パソコンの一ユーザだっただけで、ハードウェアの製作やアセンブリ言語のプログラムの経験はありません。
これは「B」が付いているので2MHz品、後に日立のHD63C09が出るまでは最高速バージョンでした。
この写真のデバイスは新品が2つ揃って出てきたので、おそらくは何らかのボードを作ろうとして購入したままになっていたのでしょう。今からでも作ってみたい気はしますが、問題はOS・ソフトウェアをどうするかです。CP/M-09なんて無いし、Flex9やOS-9なんて今でも入手できるのか。入手できてもこんな「6809を動かしてみたい」というためだけに高価なものを買う気もしない。
やはりまたパーツボックスの中で眠りにつかせるのが一番かもしれない。
この2N3055はまだ現行品ですが、TO-3パッケージが珍しくなってきているので載せておきます。
左のは東芝製ですが、右のはどこ製でしょうか。昔から実験用安定化電源では定番とも言えるトランジスタです。メーカー製の電源でも使われているのを見たことがありますし、秋月電子のキットにも使われていました。秋月のはもともとこの2N3055だったのが一度パワーMOS FETになって、その後2N3055タイプが復活し、今は2SC5200に変更になっているようです。
アマチュアでも入手性が良くて、価格も安い、電流も最大で15A、最大損失100W以上と電源には使いやすい石だったのです。ヒートシンクへの取り付けはちょっと面倒ですが。
この2114は初期の頃のSRAMですね。私がマイコンの製作を始めた頃は既に6116の時代でしたから、これはジャンク基板から剥がしたものだと思います。
これは富士通製のマスクROM。
マスクROMは各ユーザ向けのデータが書き込まれた(作り込まれたという方が現実に即しています)デバイスであり、一般に流通することはまず無いものなのですが、誰もが欲しいデータということであれば例外になり得ます。その一つが文字フォントです。
もともとMB83256 001~009の9つセットだったものの一部(001,005,008)です。残りも捨ててはいないはずなので、いずれ発見されるでしょう。資料が何も残っていないので記憶ですが、おそらくはプリンタ用の24x24ドットフォント(JIS第一水準)だったのではないかと思います。
「プリンタ用」とは縦8ドット分が1バイトとして読み出せる形式で記録されていることで、同様に横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のものもラインナップされていました。
日立のACRTC (Advanced CRT Controller)、今でいうグラフィックアクセラレータのようなものです。
上が HD63484P8 (ACRTC)です。「P8」とついているのはプラスチックDIPパッケージ(64ピン)の8MHz品を表しています。Pの上に「U」とあるのはUマスク(マスクはソフトウェアで言うバージョンのようなもの)品で、マニュアルによれば「R」「S」にはかなりの制限事項があったことがわかります。
珍しいピギーバック形態のマイコン、日立 HD68P05V07 です。
左が HD68P05V07、ROMは内蔵しておらず背中にROMを挿すためのソケットがついています。二段重ねにすることからピギーバックの名があります。
右は上に載せられるROM、日電 uPD2732D です。容量は32kbit (4kバイト)、32Mの間違いではありません。汚れているのはこのROMが中古品で、剥がしたシールの糊が残っているため。