ズームレンズ
父の書斎からこんなものが発見されました。
トキナーというメーカー、形状から考えて交換用レンズでしょう。
ということで袋から取り出してみます。
右側の太いリングが「∞ m」の目盛りがあることからピントのようです。
次はちょっと見にくいですが「CLOSE FOCUS」とありますからマクロ撮影用でしょうか。通常ロックされていて銀色のボタンを押すと回転させることができます。
一番左のリングはその数字から絞りと思います。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
父の書斎からこんなものが発見されました。
トキナーというメーカー、形状から考えて交換用レンズでしょう。
ということで袋から取り出してみます。
右側の太いリングが「∞ m」の目盛りがあることからピントのようです。
次はちょっと見にくいですが「CLOSE FOCUS」とありますからマクロ撮影用でしょうか。通常ロックされていて銀色のボタンを押すと回転させることができます。
一番左のリングはその数字から絞りと思います。
また探し物をしていたところ段ボール箱からこんなものが出てきました。
マスプロ電工のVCW20J、ビデオブースターとありますがテレビアンテナのブースターです。
これTVチューナボードを使っていた頃のものと思われます。
アンテナからのケーブルは何部屋かに分岐され、それをさらに複数のチューナボードに分岐していたせいかギリギリだったからです。地デジ化以降は(リビングはケーブルTVに移行していたためUHFアンテナは立てませんでした)自室でTV受信は諦めたので使用していません。
裏側には電源プラグが付いておりACアダプタのような形状ですね。
またまた探し物してたら買った記憶の無いICがいくつか出てきました。aitendoの袋に入っていたのでそう古いものではないはずなのですが......
送料無料まであとちょっとで適当に追加したのかなぁ......
一つ目はSMC0100S、見つけたデータシートにはアラーム音としか記述がありません。
お次はSMC0608S、データシートは上と共通でそのまま挿し替え可能なようです。こちらは6音入っているようですがどうやって選択するんだろう?
またちょっと古いICが出てきました。
MotorolaのMC6847P VDG(Video Display Generator)です。
これはNTSCテレビにキャラクタやグラフィック表示をするためのもの、NECのPC-6001シリーズに使われていました。類似のモノだとMSXなどに採用されたTexas InstrumentsのTMS9918シリーズが有名ですね。
両者は表示モードの方向性など多くの相違点がありますが、最大の違いは表示用メモリの扱いでしょう。TMS9918系がCPU空間とは独立したメモリ空間を持ちDRAMコントローラ機能も内蔵しているのに対し、このMC6847はMPUのメモリ空間の一部を表示メモリとして使用します。そのためMPUとVDGからのアクセスを調停する何らかの回路が必要です。以前取り上げた74LS783はこの機能を持っていました。
ZZ86のマニュアルと一緒にこんなものも発見されていました。
タイトルから想像するにカシオ計算機のV-900なるBASIC搭載機があって、それ用のマニュアルのようなものなのでしょう。
聞いた記憶の無い機種なので検索してみたところ、カシオ公式サイトの「カシオの歴史」のところで「V-900」の名前を見つけました。1970年代のところに以下の記述があります。
1978(昭和53)年7月
パーソナルコンピュータ「V-900」販売開始(出荷8月)
1978年7月ということはPC-8001より約1年、MZ-80Kよりも数か月早い発売ですね。
残念ながら写真は見つかりませんでした。一体どんな形態のマシンだったのでしょう?
また探し物をしていたら...... 今度はこんなものが出てきました。
ZZ86というのはPC-9801シリーズ用の逆アセンブラ、そのマニュアルだけが発見されました。
逆アセンブルはコード領域とデータ領域の分離とか、ラベルの命名とか、全自動ではうまく行かずに人が補助してあげないといけない部分があります。このZZ86はその作業を対話的に行なうことができるのがウリでした。
当時PC-286note-F, PC-386note-Aを買ったあと自分の環境整備のためにいろいろ逆アセンブル(DEBUG.COMを使っていたように記憶しています)していたので買ったのです。
ところが私がPC-9801シリーズを(というかMS-DOSを)使っていた期間は短く、あまり活用できなかったのでした。
ポケコン用のレベルコンバータCE-130Tのマニュアルが出てきました。
以前PC-1350のところで少し触れましたが、いわゆるRS-232の電圧レベルに変換するユニットです。
中学・高校の頃は電車通学だったこともあり、通学中に電車の中でいじれるポケコンを愛用していました。
PC-1246, PC-1261といった機種を持っていて、これら同士はカセットインターフェイスを介してある程度のやり取りができましたが、パソコンとは無理だったのです。
そんなとき買ったPC-1350はシリアルポートを持っていて接続できるらしい......
当時そんなにお金に余裕はありませんでしたが何とか貯めてこれも買ったのでした。
探し物をしていたところ下写真のROMが出てきました。
「KSB2」とあるのは勝山システム開発のマイコンボードの型番で(私の知る限り)以下のラインナップがありました。
またちょっと探し物をしていたところこんなモノが出てきました。
雑誌『模型とラジオ』の1981年11月号、実はこれ初めて自分で買った雑誌だったりします。
以前私の雑誌遍歴にも書いたように『子供の科学』『模型とラジオ』は学校の図書室や地域の図書館で読んでいましたが、遂に自分で買ったのがこの号になります。
これ以前も『太陽』のロボット特集やパズル特集号なども家にありましたがそれは父が買ってくれたものでした。
『模型とラジオ』は結局もう2冊(1982年1月と2月)を買っただけで『初歩のラジオ』に移行し、その頃からいろいろ買いまくるようになります。1983年から数年間は毎月何種類も買っていて、今から考えるとよくお金があったなぁとちょっと不思議。昼食代とか交通費とかケチってつぎ込んでいたような気もします。
出てきた中にはスイッチやコネクタだけでなく半導体もあります。
まずはMAS3507D、これはMP3デコーダICでDC-DCコンバータも内蔵しています。出力はI2Sなので後段にはD/Aコンバータが必要です。
MP-ROMの他、確かmpmanにも使われていたような記憶があります。mpmanの内部はまだ取り上げていないので近いうちに分解写真を撮りたいですね。