電卓キーホルダ
ちょっと探し物をしていたら今度はこんなのが出てきました。
電卓のキーホルダです。
背景は1cm方眼なのでかなり小さいです。常用する気にはもちろんなりませんが、操作できないサイズではありません。
キーにはカバーがついているのでポケットの中でジャラジャラさせてもいいようになっています。でも液晶がちょっと心配ですね。
電卓等の計算に使用する用具です。
必ずしも電子的な機器とは限りません。
ちょっと探し物をしていたら今度はこんなのが出てきました。
電卓のキーホルダです。
背景は1cm方眼なのでかなり小さいです。常用する気にはもちろんなりませんが、操作できないサイズではありません。
キーにはカバーがついているのでポケットの中でジャラジャラさせてもいいようになっています。でも液晶がちょっと心配ですね。
前に電卓用と思しき7セグメントLEDモジュールを取り上げましたが、それにピッタリのデバイスを入手しました。
ポーランド製の電卓IC、Unitra Cemi MC74007というものです。データシートが入手できたので買ってみました。
マーキングが型番と社名だけでデートコードが無いので製造年は不明ですが、DIP28ピンの電卓ICということでかなり古いものと思われます。ピンはどれも真っ黒に変色してしまっています。
第4回目はコンピュータ関係です。そもそもここに行った最大の目的は「MUSASINO-1B」を見るためでした。
これが「MUSASINO-1B」、電電公社の電気通信研究所が1960年に作った計算機です。論理素子には日本独自のパラメトロンが使用されました。
パラメトロンは論理素子が真空管からトランジスタに移行している頃に日本で開発され、日本以外では全くといっていいほど使われなかった論理素子で以下のような特徴がありました。
近代科学資料館の3回目はパーソナルな計算機たちです。
まずはこれ、Busicom 141-PFです。これも情報処理技術遺産に認定されています。
これは単にプリンタ付き電卓というだけではなく、マイクロプロセッサを搭載した世界初の電卓という記念碑的なものです。使われたのはIntelの4004、単体も別途展示されていました。
Intelといえば今ではプロセッサの会社ですが、当時はメモリ主体でした。そもそもがメモリを生産するために設立された会社です。それがこの4004でマイクロプロセッサの可能性に気付いて今に至るわけです。
この 141-PF 以外にも多数の電卓のコレクションがあります。
近代科学資料館、第2回目は大型計算機編です。
これは UNIVAC 120、日本で最初期に電子計算機を導入した野村證券のものが寄贈されたもので、情報処理技術遺産に認定されています。
左上はプログラム用のプラグボード、右側中段には真空管がびっしりと並んでいます。
この本体以外にカードによる入出力装置もあったと思います。
実際に見学に行ったのは一年半ほど前なのですが、古い計算機関係としては外せない博物館なので何回かに分けて取り上げたいと思います。
東京理科大学の近代科学資料館、ここの計算機コレクションはおそらく日本一の数でしょう。
計算機といっても必ずしも電子計算機とは限りません。数を記録するために結び目を作ったロープからパソコンまで、ありとあらゆる計算のために人類が作ったものが集められています。
富士通沼津工場内にある池田記念室を見学してきました。
富士通の初期のコンピュータ開発の中心人物だった池田敏雄氏を記念する展示施設です。
事前予約が必要で若干敷居の高い施設ではありますが、歴史的な計算機の好きな人には見る価値はあると思います。
メインの展示、FACOM128B リレー式自動計算機です。