CASIO fx-310
書斎から発掘されたシリーズもう一点ありました。
カシオの関数電卓、父が愛用していたものです。
経済分野の研究者だったのですが何の計算に使っていたのだろう? 指数・対数メインだったのかなぁ。
スライド式の電源スイッチは最近はあまり見ないですね。
角度の単位の選択ボタンが右上に独立しているのも珍しいかも。
電卓等の計算に使用する用具です。
必ずしも電子的な機器とは限りません。
書斎から発掘されたシリーズもう一点ありました。
カシオの関数電卓、父が愛用していたものです。
経済分野の研究者だったのですが何の計算に使っていたのだろう? 指数・対数メインだったのかなぁ。
スライド式の電源スイッチは最近はあまり見ないですね。
角度の単位の選択ボタンが右上に独立しているのも珍しいかも。
2回目は電卓編ということで電卓やポケコンなどを取り上げます。
しばらく行方不明だった電卓を偶然発見しました。
HP-48G、約30年前の関数電卓ですが方程式の解を求めたり式のまま微積分ができたりという高機能な機種です。
これの前にHP-28Sという機種があって憧れの電卓でした。大学1年のときに先輩が研究室出入りの営業さんから買ったということで見せてもらったのですが、値引きしてもらったとはいえかなりの額だったはず。その時はとても買えなかったのですが...
その後やはりHP製のHP-32S IIを使うようになり、またHP-28Sが欲しくなったのですがその時は既にHP-48シリーズに代替わりしてしまっていたのでした。
ちょっと探し物をしていたら今度はこんなのが出てきました。
電卓のキーホルダです。
背景は1cm方眼なのでかなり小さいです。常用する気にはもちろんなりませんが、操作できないサイズではありません。
キーにはカバーがついているのでポケットの中でジャラジャラさせてもいいようになっています。でも液晶がちょっと心配ですね。
長年放置していたわけで期待はしていませんが、念のためONを押してみました。
やはり電池は切れているようです。
前回に引き続き電卓です。
試しに √2 を計算してみたところです。まぁ演算部分はブラックボックスなので私がどうこう言うところではありません。
有効数字は8桁です。残る左端の一桁は以下のように使われます。
前回アナログ的な部分があると書きましたが、データシートの参考回路のその部分は次のようになっていました。
先日、電卓用IC MC74007を入手したので早速電卓を作ってみました。
作ったといっても基本データシートの回路そのままです。
ボタンは全部で30付けられるのですが、製作が面倒なのと機能のわからないものがあるのでとりあえず23だけ付けています。マトリクスの線はコネクタに引き出してあるので後日機能を見てみるつもりです。
配列は次のようにしました。
前に電卓用と思しき7セグメントLEDモジュールを取り上げましたが、それにピッタリのデバイスを入手しました。
ポーランド製の電卓IC、Unitra Cemi MC74007というものです。データシートが入手できたので買ってみました。
マーキングが型番と社名だけでデートコードが無いので製造年は不明ですが、DIP28ピンの電卓ICということでかなり古いものと思われます。ピンはどれも真っ黒に変色してしまっています。
第4回目はコンピュータ関係です。そもそもここに行った最大の目的は「MUSASINO-1B」を見るためでした。
これが「MUSASINO-1B」、電電公社の電気通信研究所が1960年に作った計算機です。論理素子には日本独自のパラメトロンが使用されました。
パラメトロンは論理素子が真空管からトランジスタに移行している頃に日本で開発され、日本以外では全くといっていいほど使われなかった論理素子で以下のような特徴がありました。
近代科学資料館の3回目はパーソナルな計算機たちです。
まずはこれ、Busicom 141-PFです。これも情報処理技術遺産に認定されています。
これは単にプリンタ付き電卓というだけではなく、マイクロプロセッサを搭載した世界初の電卓という記念碑的なものです。使われたのはIntelの4004、単体も別途展示されていました。
Intelといえば今ではプロセッサの会社ですが、当時はメモリ主体でした。そもそもがメモリを生産するために設立された会社です。それがこの4004でマイクロプロセッサの可能性に気付いて今に至るわけです。
この 141-PF 以外にも多数の電卓のコレクションがあります。
近代科学資料館、第2回目は大型計算機編です。
これは UNIVAC 120、日本で最初期に電子計算機を導入した野村證券のものが寄贈されたもので、情報処理技術遺産に認定されています。
左上はプログラム用のプラグボード、右側中段には真空管がびっしりと並んでいます。
この本体以外にカードによる入出力装置もあったと思います。
プラグ・ボード部のアップです。