前にOTP品のTMP90P802APを内蔵ROMを切り離して外部メモリで実行できました。ならマスクROM品でもいけるだろうとこれ買ってみました。数ヶ月前ですが...
東芝のTMP90C840N-1351、1989年の日本製のようです。
DIPなのは良いのですが、64ピンのシュリンクDIPですのでユニバーサル基板で扱うにはちと難がありますね。サンハヤトからシュリンクDIPの周りに2.54mmのユニバーサルパターンの配置されたのがあるのでそれを使うつもりです。EMILY Board使うからそれで十分収まるでしょう。
マスクROMのこのTMP90C840の他にROM無しのTMP90C841というのもあります。そっちなら外部ROMで動くのは確実なのですが...
ちなみに「-1351」がマスクROMの内容を識別するための番号と思います。
裏面には「10」とある以外特に書くことはありません。
さて前に動かしたTMP90P802と較べてどうなのでしょう?
TMP90P802は外部メモリで動かすとほとんどのピンがメモリバスに使われてしまっていましたが、さすがにピン数が増えているだけあってI/Oピンも豊富とはいえませんが残ります。A/D変換やステッピングモータ用のポートも使えます。
アドレス空間も(プログラムの実行は先頭64kBでしかできませんが)64kBから1MBに拡張されています。組み込み系のプロセッサって大容量のプログラムメモリとワークエリア用の最小限のRAMというパターンが多い印象ですが、これは逆なんですよ。どういう使い道を想定していたのでしょうね。
もう一つ面白いのはシリアルのRxD,TxDが2組あること。といってもUARTが2チャンネルあるわけではなくどちらのピンを使うか切り替え式になっているのです。ピンが兼用になっている他の機能との兼ね合いというわけでもなさそうなので何でこうなっているのか謎です。
今EMILY Board用に作りかけているプロセッサボードが何枚かあるのでそれらが動いたら次はこれかなぁ。
TMP90C840N/TMP90C841N入手
樫木総業さんでTMP90C840N/TMP90C841Nを入手しました。300円と350円、安い!
せっかくデータアドレス空間が拡大されているのでCRTCを接続してみたいと思います。
Re: TMP90C840N/TMP90C841N入手
私が買ったのもここだった気がします。そんなに安かったかな? と思って購入履歴見たら330円で買っていました。
TCLS-900使用例
>組み込み系のプロセッサって大容量のプログラムメモリとワークエリア用の最小限のRAMというパターンが多い印象ですが、これは逆なんですよ。どういう使い道を想定していたのでしょうね。
元値数万円の昔の電子辞書を捨て値の260円で購入したので分解したところ、秋月さんで100円で売っているTCLS-900の仲間と思われる石が使われていました。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g111087/
今時なら辞書データはシリアルEEPROM等からRAMに展開して使うのでしょうが、この電子辞書はパラレルのROMが使われていました。
大量生産のマスクROMによりコストが下がるなら、アドレス空間を生かしてRAMのコストを節約できますね。
昔の電子辞書がなぜ捨て値なのか調べたら、大学入試やTOEIC試験の内容が変わり、2019年以前のモデルの内蔵学習コンテンツが無価値になったからのようです。
カラー液晶でキーボードとタッチパネルの辞書としては全然現役で使えると思う。例文を流暢に喋るし。
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