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久々に「私の~遍歴」シリーズをお送りします。
今回は外部記憶装置ということで自宅で使っていたリムーバブルメディアを中心に、その他も要所で触れていきます。
- カセットテープ
PC-8001mk2を使い始めた頃はフロッピーディスクなど無かったのでプログラムの保存は専らカセットテープを使っていました。しかも専用のデータレコーダではなくTC-1100を使っていました。
ソニーのテープレコーダはリモート端子が一般的なφ2.5mmのジャックではないのでそのままでは使えません。最初は手動で使っていましたが、後にACアダプタとの間でON/OFFする回路を自作して使っていました。 - 5.25"フロッピーディスク
中学校にはPC-9801F2があったので2DDと呼ばれた1枚640kBのフロッピを使ったのが最初です。
家のPC-8001mk2には3年後に純正のPC-80S31Kを接続することができました。これは2Dと呼ばれた1枚が320kBのものです。カセットに比べて速く・安定に・便利になっただけでなく、CP/Mによって機種に依存しないソフトウェアの世界の扉が開いたのは大きかったですね。
FM-7は本体と一緒にバラックのFDDを入手しました。 - 8"フロッピーディスク
秋葉原のジャンク屋でPC-8801用のインターフェイスボード(PC-8001mk2にも使える)とFD-1165Aが手に入ったので追加しました。これはディスケットが高価だったので入れっぱなしで今のHDDに近い使い方をしていたように記憶しています。 - 2HDフロッピーディスク
やはりジャンク屋で5.25" 2HD・3.5" 2HDのドライブが手に入ったので追加しました。PC-8001mk2の純正ラインナップにはこれらはありませんが、信号は8"と共通(コネクタとデータセパレータの有無が異なる)なのでデータセパレータ基板を自作して接続しました。ピークで合計6台ものドライブを接続していましたが、メインに使っていたのは最初の5.25" 2Dでした。やはり2HDを含む8"系は非対応のソフトが多かったのです。
PC-286NOTE F, PC-386NOTE Aを使い始めてからはもちろん3.5" 2HDがメインになります。5.25" 2HDのドライブもメディア変換のために接続することもありました。 - ハードディスク
大学に入ってから部室にはPC-9801VX/RAなどがあってHDDを使うようになりました。
PC-386NOTE Aにも搭載して家でも使うようになります。 - 1/2"テープ
コンピュータのテープとして多くの人が連想するであろうアレです。
電気電子工学科の計算機室には1/2"テープ装置があって、一度動かしてみたいということで個人的にテープを購入して試したことがあります。デカい割には容量が少なく、当時でも実用価値はあまりありませんでした。せいぜいデータ交換用くらいです。 - DDSテープ
各研究室にDDSテープドライブが配備されていたのでバックアップに使ったほか、テープの回覧に参加して徹夜でコピーしたなんてこともありました。
研究室にあったのは1.3GBのDDSでしたが、後にDDS2, DDS3のドライブを個人的に購入することになります。 - EXABYTEテープ
386bsdのためにPCを組むとバックアップや大きなソフトウェアの導入のために大容量のメディアが欲しくなります。大学でダウンロードして持ち帰ることを考えるとDDSが良かったのかもしれませんが、憧れもあって買ってしまったのでした。HDDがまだ200MBとか400MB程度のときに2.5GBの容量は広大でした。すぐにHDDが大容量化して不足するのですが…… - CD-ROM
- QICテープ
ジャンクでドライブ買いましたが動作確認した程度であまり使いませんでした。 - 5.25" MOディスク
職場でMacintoshで使っていました。後に自宅でもジャンクのドライブを買いましたがほとんど使っていません。 - 3.5" MOディスク
一時230MBのものを使っていました。 - PDディスク
CD-ROMと兼用のドライブがあったので一時使いましたが、結局メディアを数枚買っただけです。 - DVD
ビデオ用途がメインですね。『DVD-ROM版トランジスタ技術』などのために無いと困りますが使用頻度は高くないです。 - スマートメディア
DS-8で使いましたが、当時写真を撮る習慣があまり無くて……
どちらかというと個人で買いやすいNANDフラッシュROMとして工作用に使いましたね。 - メモリースティック
2004年にDSC-P150を買って旅行で撮るようになってから頻繁に使うようになりました。取ったデータはPCに取り込んでHDDに蓄積するので少数枚を使い回しています。 - CFカード
α200から、使い方はメモリースティックと同様です。
あとアナログ時代のテレビがCDカードへの録画・スナップショット機能持っていたのでそれにも使いました。 - SDカード
メモリースティックの入手がしづらくなり、価格差も開いてきたのでカメラ用に買うのはこちらに移行しました。 - SSD
世間的にはほぼSSD一択になっているようですが、うちでは/varパーティションを潰した話に書いたようにNetBSD機に120MBのを導入したのが唯一で、他は未だにHDDです。
書き換え回数制限が精神的に(気にするほどではないとわかっていても)嫌なのと、やはり速さより容量が欲しいからですね。
この辺りからいろいろ導入しているのですが順序がよくわからなくなっています。記憶を頼りに書きますが順番が前後しているかもしれません。
まだ家でネット接続は出来ていないのでCD-ROMドライブを導入しました。当時はanonymous ftpサイトを丸ごと収録したCD-ROMとか、FreeBSDのあるバージョン一式入ったCD-ROMなどが多く売られていましたので必需品だったんです。
最初に買ったのは東芝のXB-3401だったか、2倍速のドライブでした。インターフェイスはSCSI、もちろん読み出し専用です。これが数万円でした。
今でも頻繁に使っているのってSSD, HDD, SDカードくらいですね。
CD, DVDあたりはたまには使うかな。
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