FT2232Dモジュールキット(その2)
前回書いたようにブリッジを修正するわけですが、その前に現状を確認しておきます。
ピン21とピン22の間がブリッジしています。これはADBUS3, ADBUS2ですので、念のためピンヘッダ用のパッドのところで短絡していることを確認しました。
フラックスを塗布して先の細いコテ(T18-S4使用)で外側に引っ張るようにして修正しました。
前回書いたようにブリッジを修正するわけですが、その前に現状を確認しておきます。
ピン21とピン22の間がブリッジしています。これはADBUS3, ADBUS2ですので、念のためピンヘッダ用のパッドのところで短絡していることを確認しました。
フラックスを塗布して先の細いコテ(T18-S4使用)で外側に引っ張るようにして修正しました。
以前から秋葉原に行くと秋月電子通商はほぼ必ず寄っていましたが、最近は2階も行くことが多いです。アウトレット品はウェブに掲載されていないことが多いので何かあるのではと覗いちゃうんですね。で、こんなのを見つけました。
FT2232Dモジュールキット、USB-シリアル・パラレル変換のモジュールです。
実装不良品ということで安かったので買ってみました。定価が1,450円のところ1,000円、劇的に安いというわけではありませんが、簡単に直せそうなので悪くないかなと。最近は愛用のTTL-232R-5Vケーブルも高くなってきているので試してみたかったというのもあります。
基板を確認(店頭でも袋越しに見ています)します。
MO32BO マウスと類似のマウスが出てきました。
以前のものとよく似たマウスですね。400円の値札が貼ってあったのと入っていた袋から考えて秋葉原エレクトリックパーツで買ったもののよう、もしかすると最終日かも。
ロゴが「IBM」から「ThinkPad」に変わっているのでLenovo製と思います。
それ以外でパッと見てわかる違いはホイールの色です。前のは白の半透明で赤く光っていたのが、これは赤色に変わっています。発光はしません。
ホイールの左右に不等号のようなものが記されていますが……
このホイール、前後に回す・押す以外に左右に倒すことができます。
しばらく放置していたPC、ケースを転用しようとバラし始めたところいろいろ出てきました。
ミツミのFDDとメモリカードリーダを一体化した FA404Mというドライブです。サイズは3.5インチFDDと一緒、厚さも一般的な1インチです。
以前5.25インチと3.5インチのFDDを一体にしたFD-505を取り上げましたが、こういう一体化モノって売れていたんでしょうか?
前面はこんな感じです。
下2/3は3.5インチのFDDになっています。
アナログ時代のチューナユニット、使いにくかったのかあまり使った記憶がありません。
「ELSA EX VISION 1700TV USB」の名前のとおりUSB接続のTVチューナです。
ノートで使うつもりはなかったのに何故USBを選んだのだろう?
黒いコードはアンテナ端子です。Fコネクタぐらい尻尾ではなく本体に付けてくれれば良いのに。
そう古いものではないですが、なんとなく買ってしまって埋もれさせていました。もちろんジャンク品です。
何でこんなもの買おうと思ったんだろう? 普通個人で買ったりしないよなぁ。
デザインもいかにも業務用といった感じですね。
NEC製のPC-MA-K30、ハンディタイプのバーコードリーダーです。左右に1つずつの読み取りボタンがあります。左右にあるのは左利きの人のためでしょうか、ほぼ左右対称の形状になっています。
写真には写っていませんがPCとのインターフェイスはUSBです。最初ドライバが入手できるかちょっと心配でしたが、ドライバは不要でした。HID(Human Interface Device)として認識され、キーボードを押したのと同じように入力されます。
ちょっとUVEPROMの2732Aを使う必要があって、中国製のROMプログラマ(ライタ)を買ってみました。
MiniPRO Programmer TL866Aというものです。
40ピンまでのDIPのものはそのまま書き込み可能、それ以外はアダプタでの対応です。
ピン数の少ないデバイスは1ピン側に寄せるようになっているのがちょっと変わっていますね。大抵は反対側(UVEPROMだとGNDの側)に寄せるので、気をつけていないと間違えそう...
ホストとの接続はUSBで、写真左側にBコネクタがあります。電源もUSBバスパワーで動作するので他に電源は必要ありません。
右側にはシリアル書き込み用のコネクタがあります。
ジャンク屋で見つけて2つ買い、1つ使用中ですがこれは予備としている方です。
標準的なホイールマウス、ThinkPad用のものらしく小さいですね。
買ったときは表面が溶けたようにベタベタになっていました。仕方ないのでバラして樹脂部品をIPAで洗ったところ、さらに溶けることもなくベタベタだけ何とかなりました。IBMロゴも無事です。
表には「IBM」とありましたが、ラベルには「Manufactured for Lenovo」の表記があります。
方式は一般的な光学式のようです。
いつものようにHP31も分解してみました。
上の方にあるU7 USS720EはUSB⇒IEEE-1284(パラレル)変換のデバイスです。右下にあるX2 12.059MHzの水晶はこれのクロック、資料によると12MHzとなっているのですが何故半端なものを使っているのでしょう?
すぐ下のU9 HT93C56はDevice Descriptor, Configuration Descriptorの定義用でしょう。
さらに下のU1 TUSB2040は4ポートのUSBハブのICです。やはり予想通り4ポートのうちの1つをパラレル用にしているのでしょう。かなり古いデバイスなのでFull-Speed(12Mbit/s)までの対応です。
これもDescriptor用のROMを外付けできるようですが、I2C接続なので上のHT93C56はこれ用ではなく上のUSS720Eのものと判断しました。