【コネクタ】 S端子
ビデオのS端子です。
ピン | 信号 | 備考 |
---|---|---|
1 | GND | Ground (Y) |
2 | GND | Ground (C) |
3 | Y | 輝度信号 |
4 | C | 色信号 |
日本のSケーブルのプラグはシールド部の突起が外側になっているので注意が必要です。
以下はそのS端子専用のコネクタで、3つの突起のうち1つが外側になっているものと対応するソケットです。
ビデオのS端子です。
ピン | 信号 | 備考 |
---|---|---|
1 | GND | Ground (Y) |
2 | GND | Ground (C) |
3 | Y | 輝度信号 |
4 | C | 色信号 |
日本のSケーブルのプラグはシールド部の突起が外側になっているので注意が必要です。
以下はそのS端子専用のコネクタで、3つの突起のうち1つが外側になっているものと対応するソケットです。
今回取り上げるのは「あぷこん」、コンポジットビデオやS端子からの映像をVGAモニタに映すためのアップスキャンコンバータです。
ゲーム機もDVD・BD等の映像機器もHDMIが普通になった現在、あまり使い道がなくなってしまいました。
機能はビデオ・S端子の入力からのスキャンコンバータとVGA入力との切替です。
底面にはラベルがありますが、VCCI・CE・FCCの安規関係とシリアルのみです。定格などはまったくありません。
ヤマハのV9958です。E-VDP-IIとも呼ばれています。
このV9958はMSX2+に用いられたVDP (Video Display Processor)です。MSXに使用されたTIのTMS9918、MSX2に使われたヤマハのV9938に続くディスプレイ制御ICになります。
TMS9918は家庭用テレビに表示するための最小限のモノ、スプライト機能等がありますからゲームを志向していたのは間違いないでしょう。
V9938ではRGB出力やカラーバスが追加され、専用ディスプレイも視野に入ってきています。また簡単なものではありますが一種のアクセラレータ的な機能も付加されています。
V9958では部分的な改良にとどまっている印象です。テクニカルデータブックも差分しか書いていないというやる気の無さです。あとコンポジットビデオ出力やライトペンの機能が削除されてしまいました。
輸入品なのが当たり前のPC拡張ボードにあって、珍しい国産のビデオボードです。
これはIO DATA製のGA-DVL2、VLバスのビデオボードです。確かVRAM容量は2MBだったと思います。
いつ何のために買ったのか記憶に無いCRTCです。
日立のHD46505RP-2 CRTCです。このデバイスは日立がオリジナルで、後にモトローラからもMC6845の名前で発売されました。写真を見ると下にモトローラ風の型番HD68B45Pも記されています。
オリジナルメーカなのになんでこんな型番書いてあるのだろうと思うのですが、MC6800シリーズのセカンドソーサになっていたから同じファミリですよと強調するためなのでしょう。
ちなみに日立のHD4650X型番を持つデバイスにはこんなのがあったようです。
PC-98XA/XLに使用されたディスプレイコネクタで、D-Sub 9ピンです。
モノクロディスプレイもカラーディスプレイもこの同じコネクタに接続しますが、当然ケーブルはそれぞれ専用のものが必要です。
日本のパソコンで広く使われたモノクロモニタ用のコネクタです。
日本のパソコンで広く使われたディジタルRGBのコネクタです。
PC-9801シリーズ等で使われたアナログRGBコネクタ、D-Sub 15ピンです。
ディジタルRGBのディスプレイに使われていたコネクタです。
これはPC-8091Kケーブルに付いていたコネクタです。形状がヒロセの資料と違うのでどこかが互換品を作っていたのかもしれません。
ヒロセの型番はディスプレイ側がS-1308-SB、ケーブル側がP-1308-CTAとなります。