アライドテレシス SIC-98-E ネットワークボード
これはPC-9801用のネットワークボードです。300円の値札からもわかるようにジャンクとして入手したものです。
「PC」以外の各メーカーが独自のアーキテクチャを採用した個人用のコンピュータです。
本体だけでなくオプション・周辺機器なども含みます。
これはPC-9801用のネットワークボードです。300円の値札からもわかるようにジャンクとして入手したものです。
大昔、パソコンのプログラムやデータの保存にはカセットテープが使用されていました。
これはパソコンとテープレコーダ(専用のものはデータレコーダとも呼ばれました)を接続するためのケーブルです。
右側の8ピンDINコネクタをパソコンに、左側のプラグをテープレコーダに接続します。黒はイヤホン端子に接続して読み出しに使用します。赤はマイク端子に接続して書き込みに使用します。グレーはリモート端子に接続して書き込み・読み出しの一時停止に使用しますが、繋がなくても操作がちょっと面倒になるだけです。
これがプラグ部のアップです。
先日の3.5インチFDD YD-686Cに続き、5.25インチFDDも出てきました。
Y-E DATA製のYD-380、5.25インチの2DD/2HD両用のドライブです。
ディスケットはラベル面を上にして挿入します。5.25インチや8インチは3.5インチと違って裏返しでも入ってしまいます、もちろんインデックスホールが検出できないのでアクセスはできません。
おそらくFD1165AやYD-686Cと一緒に動かしていたドライブはこれだと思います。データセパレータは内蔵していないのでデータセパレータ回路基板も必要でした。
データセパレータ基板とともに使っていた3.5インチのフロッピーディスクドライブです。
右の2台が当時使っていたものです。左の1台は予備に入手したまま使っていなかったもの、梱包されたまま出てきました。
「FUJITSU LIMITED」ラベルや微妙なグレーのベゼルから、富士通のFM TOWNS用のドライブだったのではないかと思います。
買ったのは1990年頃と思いますが、予備まで買ったということは5,000円という値段が当時そう高かったわけではないということです。
分解編の3回目はメイン基板です。PC-9801F2については一応今回で最後の予定です。
これがメイン基板の全景、かなり大きな基板なので1/4ずつ見ていくことにしましょう。
まずは右上部分から。
前回はドライブを外すところまでいったので、今回は外した部品をみていきましょう。
外したドライブの上面です。
分解編をお送りしますが、まずは拡張スロットのボードからです。
2枚のボードが挿してありましたが、これは1枚目です。
下2列の左側にはμPD4164C-2 64k×1bit DRAMが18個でパリティ付きの128kBのRAMです。
下から3列目・4列目はμPD4164D-2で同じく64k×1bit DRAMのセラミックパッケージ品、こちらはソケットに入っています。
右下のDL701はディレーラインでしょうか。メーカ製のメモリボードでもDRAMのタイミング生成には遅延回路等が当たり前のように使われていました。
このボードはPC-9801-02系の128kB増設RAMボードにもう128kB分追加されたものと思われます。
初代以外のPC-9801シリーズのキーボードのコネクタです。
初代PC-9801のキーボードのコネクタです。
中学のときに学校にあった懐かしいマシン、もちろんこれは後日入手したものです。
初代PC-9801の次に発売されたPC-9801シリーズの初期のものです。8MHzの8086に128kBのメインメモリは初代と同じですが、この機種からグラフィックVRAMが2面に拡張されており、またJIS第1水準の漢字ROMも内蔵しています。