2021-04-29 23:47 — asano
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N8X350は前にも取り上げましたが、別ルートから入手したものもありました。
以前取り上げたものは1989年製のプラスチックパッケージのものでしたが、これはもっと古い1980年製のCERDIP品のN8X350Fです。
なんかスタンプしたみたいなマーキングですね。しかもインクを付けすぎたように広がってしまっています。
裏面にも型番のマーキングありました。「-T4PC」は何の意味でしょう?
AN235や54LSシリーズと同様に長方形の窪みがありますね。下側のセラミック板の内側にのみ必要な凹みを両側に作っておいてパッケージ組み立て時に表裏を気にしなくてよくした、くらいしか私には理由を思いつきません。
このSRAMは前にも書いたように256×8bitでアドレスラッチを内蔵しています。あの時は特に考えていませんでしたが、P8185と類似しています。もしかすると8085などにも簡単に接続できるのかもしれません。
400mil幅の22ピンDIPという最近ではあまり見ないパッケージなのでソケットの入手がやや難です。
参考文献・関連図書:
8X350データシート, SIgnetics.
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