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最新真空管規格表 '70


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学生時代に愛用(個人でデータシート類の入手は大変だったんです)していたCQ出版社の規格表シリーズ、2013/2014のトランジスタとダイオードを最後になくなってしまったんですね。

昔はこんなのもあったんです。


1970年版の最新真空管規格表、生まれた年のなので自分で買ったはずもなく、どこかで廃棄されるのを貰ってきたはず。

CQ出版社のサイトには「半導体規格表シリーズ」として2013/2014年のが掲載されていますが、以前は真空管のもありました。

他にも「最新マイコンBASIC規格表」なんてのもありました。BASICの命令の各機種ごとの違いが一覧になっているというものです。

中身はこんな感じです。

接続図やパラメータは半導体と同様ですが、動作例が載っているのが面白いですね。

ちなみに何でこのページを選んだかというと、高校の時に部室にあった無線機の送信管として使われていて馴染みがあったから。半導体式だったんですが、送信管だけは真空管でした。

これの前段にもミニチュア管が使われていたような気もするのですが記憶が曖昧です。交換することが多いファイナルと異なり印象に残らなかったのかも。

ヒーターだけで 6.3V×1.125A と約7Wも消費してしまいます。プレート損失(トランジスタのコレクタ損失にあたる)が35Wと意外に低いのはいくら熱に強くても放熱が難しいからなのかな。

これを書いていて「規格表シリーズ」の変遷を調べてみたくなりました。ある程度まとまったら載せるかもしれません。


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