2018-05-24 23:52 — asano
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昔こんなものも買っていたようです。何に使おうとしたのだろう?
拳銃型の赤外線温度計ですね。物体が放射する赤外線が物体の温度によって異なることを利用しており、放射温度計とも呼ばれます。
レーザーの警告表示がありますが、本来レーザーは測定には必要ありません。ただ非接触なのでどこの温度を測っているのかわかりにくいという問題があり、目印としてレーザーを照射する機能があるためです。
日本語の警告文が無いので現在だと規制に引っかかるのかもしれません。
反対側には測定スポットの表示がありました。
スポットより小さなものは正確に測れない(背景との平均になってしまう)ので注意が必要です。もうちょっとスポットが小さければ基板上のICの発熱等をみるのに良さそうなのですが...
大きな穴の奥にあるのがセンサです。形状からフレネルレンズになっているのではないかと思われます。
上の小さな穴はレーザーの照射口、同軸ではないので距離が近いとズレが大きくなります。軸の調整がどうなっているのかも不明なので大雑把な目安にしかなりません。昔仕事で使ったキーエンスのものではスポットを囲む円形のマーカで非常にわかりやすかったのですが、まぁ安物に多くを望んではいけませんね。
使用電池は006Pでグリップ部に収納します。
上のスイッチでレーザーのOn/Off、温度表示の摂氏と華氏が切り替え可能です。
ソフトケースに入っていました。
出てきたのはいつ買ったのか憶えていないほどのものですが、赤外線温度計自体は過去のものではありません。今でも同様のものが普通に売られています。
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