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半導体

NEC V20

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NECのV20 (μPD70108C-8)です。


V20はNECが8088をCMOS化して機能拡張したプロセッサです。というよりPC-9801シリーズ等にも使用されたV30の8ビットバス版といったほうがわかりやすいかもしれません。EPSON PC-286NOTE FにもV30は使われていました。

これは1997年製のようですが、製造開始が1984年であることを考えると末期のものでしょうか。

さて、何故これが「出土品」ではなく「買い物」テーマなのかというと、実はこれ部屋から発見したのではなく、半月ほど前に注文して今日手にしたばかりのものだからです。利用したのはAliExpressという中国の通販サイトで、V20が10個で1,558円、送料はタダでした。

Intel P28F010 Flash ROM

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Intel製のFlash ROM、P28F010-150です。


デカデカと「FLASH」のロゴが描かれていますね。
普通Intelというと「CPUの会社」でチップセットも作っているといった認識ですが、実は設立当初はメモリ専業でしたし、DRAM, UV-EPROMを最初に商品化したメーカでもあります。

Hitachi HD146818

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今では単体を見ることもなくなりましたが、多くの人がお世話になっているものです。


このHD146818はRTC (Real Time Clock)と呼ばれる類のデバイスで、装置の電源が切れている間もこのデバイスだけは(電池等で)通電して時を刻むのに用いられます。

8251 USART

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今回は80系の同期/非同期シリアル通信コントローラ8251 USART (Universal Synchronous Asynchronous Receiver Transmitter)の紹介です。


これはOKI電子デバイスのMSM82C51A-2、8251のC-MOS版です。

この8251、Z80 SIOが高価だったこともありZ80システムに使われることも多かったですね。
有名どころではNECのPC-8001, PC-8801の各シリーズのカセットインターフェイスやシリアルポートに使われています。これはまぁNECがZ80はCPUしか製造していなくて、8251は自社で製造していたという理由でしょうが。
雑誌等に掲載されたZ80システムの製作記事でもZ80 SIOより8251の方が多かったように思います。

Intel Celeron 333/66

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Slot 1 時代のIntel Celeronが出てきました。


カードエッジのところにピン番号としてA1, A73, A74, A121とあるのでこちら側が「表側」だと思うのですが確証はありません。
ファンに「Intel」ロゴが付いていることから、ヒートシンクとファン付きの「Intel boxed processor」でしょう。日本語でも名前があった気がしますが、今見ている資料が英語のデータシートなのでそのまま記載しておきます。よく見ると小さな字で「SANYO DENKI」表記もあり、あの山洋電気のファンが使われているとわかります。

Z80 PIO

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Z80シリーズも残すところPIOだけとなりました。KIOは持っていないどころか見たことも無いのでパスです。


シャープ製のLH0081A (Z80A PIO)です。

Z80 SIO/DART

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今回はZ80ファミリのSIO兄弟を取り上げます。


一番手はZ80 SIO/0です。
左はシャープ製のLH0084B (6MHz)とLH0084A (4MHz)です。
右はSGS製のもの。これは前に紹介したMAA-1に使用していたものを一時外して並べて撮影しました。

Hitachi HD6445 CRTC-II

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日立製のCRTコントローラHD6445が出てきました。


ベースは日立が開発したHD46505 CRTC(シャープのX1等多くのパソコンに使用されました)です。これは後にモトローラからもMC6845の名で出荷され、CRTコントローラのベストセラーの一つです。これをC-MOS化するとともに拡張したのがHD6345 CRTC-IIで、これは68系バスだったのですが80系に変更したのがこのHD6445になります。
日立は後に更に拡張したACRTC (Advanced CRTC)をリリースすることになります。これは拡張というより全く原型を留めないほどの変更ですね。「CRTC」の名前を引き継いだという方が正確なところです。

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