HD1-6120ボード(ハードウェア編)
去年入手したHD1-6120、ボード作りかけのまま時間が経ってしまいましたがやっと動くところまでたどり着きました。
いつものようにEMILY Boardを利用します。HD1-6120は12ビットバスなのでEMILY Board +8が必須となります。
基板の表側、搭載部品を見ていきます。
もちろん40ピンの大きなのがご本尊HD1-6120-9です。
マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。
去年入手したHD1-6120、ボード作りかけのまま時間が経ってしまいましたがやっと動くところまでたどり着きました。
いつものようにEMILY Boardを利用します。HD1-6120は12ビットバスなのでEMILY Board +8が必須となります。
基板の表側、搭載部品を見ていきます。
もちろん40ピンの大きなのがご本尊HD1-6120-9です。
またちょっと変わったデバイスを入手してみました。
ZilogのZ8594RSというものです。
以前取り上げたZ8613とそっくりな外観です。ピギーバックタイプですから何らかのマイコンであることは間違いないでしょう。
型番のZ8594からするとZ8000ファミリの一員、ノンマルチプレクスバスのペリフェラルの可能性が高そうです。
これは一体どういうこと?
ということでデータシートを探して確認したところ、UPC(Universal Peripheral Controller)というものでした。Z8マイコンのレジスタファイルの一部を外部からアクセス可能にしたもので、このレジスタファイルを介してメインプロセッサと通信しながらI/Oサブシステムを構成します。
安かったし同じ送料を払うならということで何かのついでに購入したまま忘れていました。
EPSONのC78010BD031、どうやらNECのμPD7810らしいという未確認情報があったような記憶があります。
両者の写真を見比べると非常によく似ていることがわかります。
NECロゴがEPSONに変わっていることと、型番のフォーマットが異なっているくらいでしょうか。
以前、EPSON HC-88 (分解編)のメイン基板にも以下のようなEPSONマーキングのICがありました。
SCN2651で触れたSCN2650Aが到着しました。
1981年製の2650AN、残念ながら中古品です。
Signeticsの8ビットマイクロプロセッサです。特徴的な点をいくつか挙げてみましょう。
実際に動かしてみなければなんとも言えませんが、意外に扱いやすいかもという印象ですね。
TMS9995ボードにUniversal Monitorの基本部分(D,G,Sコマンド)の移植ができましたので、アセンブリ言語でプログラミングしてみて感じたことを書いてみようと思います。
何年も前に入手したままになっていたTMS9995、やはり動かしてナンボだと思うのでEMILY Boardで動かしてみることにしました。
EMILY Board用のCPUボードはいつも似たようなものになります。
これ、自然とそうなるというだけではなく、敢えてそうしている面もあります。EEPROMとオシレータとかどのボードにもある部分はなるべく共通にして機械的に作業できるようにしています。このボードにはありませんがアドレスラッチなども同様です。
まずは表面から。
しばらく前に手に入れたRP2A03、ボード作って動かしてみました。
このようにCPUを安直に動かすにはEMILY Boardが楽です。新規に作ったハードウェアはこのボード1枚、ソフトウェアもUniversal Monitorをそのまま使用しました。
基板の配線が終わったら電源ラインの確認後、発振器とCPUのみ搭載してクロックの確認を行ないます。M2(6502のφ2相当)にCLKを12分周したクロックが出てくればひとまずOKです。
ちょっと面白いものをみつけて買ってしまったので書きたかったのですが、ちょっと調べるのに手こずっていてもうしばらくかかりそうです。それで今回はそのとき一緒に買ったウクライナの8080について書いてみます。
これが8080相当のものらしい(販売していたサイトによると)です。
上の「S」のようなロゴとかはよくわかりません。
西側のデバイスなら「9204」はデートコードで1992年製だろうとわかるのですが、これもそうなのでしょうか。1992年ならソ連崩壊後でロシア製ウクライナ製ということになります。
今日は「最近のお買い物」シリーズの番外編として「6502とApple IIシステムROMの秘密」を取り上げてみたいと思います。