2017-03-29 23:54 — asano
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サーバはまだ直っていませんが、httpは使えるので懐かしいトランジスタを少し。
今話題の「東芝」製のトランジスタ2SC373です。偶然見かけたので入手しました。
TO-92の下にお皿のついたこのパッケージ、懐かしいですね。「シルクハット型」と呼ぶ人もいます。
有名なのはこの2SC373ではなく一つ若番の2SC372ですが、日電の2SC945とともに子供のころの工作の定番でした。ちなみに372と373の違いはhFEのみのようです。それぐらいなら末尾のY, O, GRなどのランクわけで十分な気がします。
後期のものではお皿がなくなったらしいのですが、実物を見た記憶はありません。
これはNECの2SD261、何に使ったのか憶えていませんがパーツボックスの中に1つだけ残っていました。
これもTO-92をアルミで巻いたような独特な形状です。データシートでPc (許容コレクタ損失)を調べると2SC945の倍程度なのでパワートランジスタというわけでもなさそう。
上の写真のように下から見るとアルミフィンとモールドの間に隙間があります。
一方、上から見ると樹脂を流し込んだように見えます。
2018年7月3日 追記:
2SD261のデータシートは発見できていません。USHAなどの海外製の互換品のものは見かけるのですが...
2SD261のデータシートは発見できていません。USHAなどの海外製の互換品のものは見かけるのですが...
参考文献・関連図書:
2SC372,2SC373データシート, Toshiba.
関連項目:
Comments
2SC373-Gとは
2SC373-Gは信頼性を向上させた通信工業仕様ですね。自分も昭和時代に安定化電源製作においてGタイプを藤商電子から購入しました。その安定化電源は30年以上経過した今も現役です。(使ってませんけど)
Re: 2SC373-Gとは
これは偶然入手できたものですが、そんな良い物だったんですね。
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