分解・解析

内部がどうなっているのか、どんな部品が使われているのか、中を開けてみます。
思いもよらぬものが出てきたり、設計の背景が想像できたりすると面白いなと思っていますが、答え合わせができないので中途半端に終わってしまうことが多いのが残念なところですね。

あくまで好奇心を満たすために行うものですので、過去のものが対象です。

Century HP31 (分解編)

asano に投稿
カテゴリー

いつものようにHP31も分解してみました。

基板 表側
上の方にあるU7 USS720EはUSB⇒IEEE-1284(パラレル)変換のデバイスです。右下にあるX2 12.059MHzの水晶はこれのクロック、資料によると12MHzとなっているのですが何故半端なものを使っているのでしょう?
すぐ下のU9 HT93C56はDevice Descriptor, Configuration Descriptorの定義用でしょう。

さらに下のU1 TUSB2040は4ポートのUSBハブのICです。やはり予想通り4ポートのうちの1つをパラレル用にしているのでしょう。かなり古いデバイスなのでFull-Speed(12Mbit/s)までの対応です。
これもDescriptor用のROMを外付けできるようですが、I2C接続なので上のHT93C56はこれ用ではなく上のUSS720Eのものと判断しました。

激安MP3プレーヤ

asano に投稿

mpmanに始まりさまざまなMP3プレーヤを買ってきましたが、これはその中でも群を抜いて安かったものです。

激安MP3プレーヤ
何かにとてもよく似ていますが、これは勿論Apple製ではありません。たしか500円ほどだったと思います。

さすが安物、印字が消えかかっていますね。

側面
こっちの側面には電源スイッチとヘッドホンジャックがあります。

600A型電話機 (分解編)

asano に投稿
カテゴリー

一番最初に取り上げた600A型電話機をついに御役御免にすることができたので中を開けてみました。

シャーシ
これがシャーシです。奥に伸びているのは電話線、左が(送)受話器へのコード、右へ行く黄色と灰色の線はカバーへ向かう内部配線です。

電気回路といえるのは奥の基板だけです。
左側にはコイルが見えますね。テレホンピックアップはここから漏れる磁界を捉えていました。そういえば左奥がもっともよく聞こえたように思います。
右側の銀色の円筒はコンデンサでしょうか?
間にあるグレーや赤のものは抵抗器です。今ではあまり見ない形状ですが、真空管時代のラジオ等を分解するとよく見かける部品でした。
基板を外して裏を見てみたいのですが、リベットのようなもので固定されていて簡単には外れそうもありません。

∞缶ビール

asano に投稿
カテゴリー

∞プチプチ」に続いてジョークグッズの「∞缶ビール」です。

∞缶ビール
プルタブを持ち上げると「プシュッ」という開ける音と「トクトクトク」という注ぐ音がするだけのものです。

まれにシェイクされていたり(「プシューッ」と噴出す音がする)、「ゴクゴクッ」と飲む音もします。

この∞シリーズいろいろと発売されているのですが、音がする(電子回路が入っている)ものしか買っていません。

裏側
裏側、下のところには電池(LR44 × 2)を入れます。

チューナーユニット

asano に投稿
カテゴリー

秋月で買ったと思われるチューナーユニットが出てきました。

チューナーユニット
ハンダの跡があって明らかに取り外したものとわかります。

今回出てきたのは現物が2つ、紙1枚の資料も一緒に貰ったと思うのですがそちらは未発見です。

いつか弄ろうと思って放ってあったのですが、その機会は永遠に失われてしまいました。これTVのアナログ放送のチューナーなのです。

確かチューニングは中にバリキャップが入っていて外部から電圧をかける方式でした。100~200MHz程度の音声(FM)チューナーとして使える可能性はあるかもしれません。

幸いカバーはハンダ付けされていなかったので開けてみます。

アライドテレシス FS808TP V1 (分解編)

asano に投稿
カテゴリー

外観編に続いて今日は分解編をお送りします。

カバー開けたところ
カバーを開けたところです。

基板は電源と一体になっているようです。黒いシートは絶縁用と思いますが、必要になった理由は何でしょう? ケースの樹脂の問題(難燃グレードとか)でしょうか、それとも磁石取り付け部に小さな穴があるせいでしょうか。

Sportster 28800 (分解編)

asano に投稿
カテゴリー

最初の頃に紹介したSportster 28800を開けてみました。

カバーを開けたところ
裏のネジ2本で簡単に開きます。ツメもありません。

電源のシーソースイッチは基板に直接実装されていました。LEDは表面実装で上カバーに導光パーツが付いています。

基板 表面
基板上で1つだけソケットに入っているのはROM、UV-EPROMではありませんがOTP・マスク・フラッシュの別はラベルを剥がさないとわかりません。44ピンなので16ビット幅と思われます。

PC-9801F2 FDCボード

asano に投稿
カテゴリー

前にPC-9801F2 (分解編 その1)でFDCボードが抜かれていると書きましたが、それらしいボードが出てきました。

FDCボード 表面
これが本体内の専用スロットに搭載されます。カードエッジコネクタ部には未使用があり、専用スロットなのになんで必要の無い端子があるのか疑問かもしれませんね。

全ピンを確認したわけではありませんが、C-Busと同じ信号が接続されているようです。PC-9801F2 (分解編 その3)の写真を見ると拡張スロットのバックプレーンのコネクタとFDCボード用のコネクタは並んでいるので多くのピンはそのまま並列に接続されているのでしょう。

変わったマウスを発見

asano に投稿
カテゴリー

ちょっと変わったマウスを発見しました。出てきたのは新品同様でしたが、試した記憶もあるので2つ以上買っていたのだと思います。

箱
箱入り状態でした。

Windows 95のマークがあるので時期がわかりますね。
WinPoint Rollerless Optical Mouseということでボールが無いのは確かなのですが、これを「Optical」と呼ぶのにはかなり抵抗があります。

  • マウスパッド不要
  • 狭い場所で使える
  • ローラ無し ゴミによる問題なし

どれもウソではありませんが...

よく見ると580円の値札がありますね。複数買ったのも納得できます。