マイコン

マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。

C78010BD031

2020-05-06 23:26 — asano

テーマ

カテゴリー

安かったし同じ送料を払うならということで何かのついでに購入したまま忘れていました。

C78010BD031
EPSONのC78010BD031、どうやらNECのμPD7810らしいという未確認情報があったような記憶があります。

両者の写真を見比べると非常によく似ていることがわかります。

NECロゴがEPSONに変わっていることと、型番のフォーマットが異なっているくらいでしょうか。

以前、EPSON HC-88 (分解編)のメイン基板にも以下のようなEPSONマーキングのICがありました。

SCN2650A

2020-04-29 23:32 — asano

テーマ

カテゴリー

SCN2651で触れたSCN2650Aが到着しました。

2650AN
1981年製の2650AN、残念ながら中古品です。

Signeticsの8ビットマイクロプロセッサです。特徴的な点をいくつか挙げてみましょう。

  • アドレス空間は32kB
  • NMOS構造ですがスタティック動作でクロックの下限無し
  • 80系のようにメモリ空間と独立したI/O空間
  • 8レベルのリターンスタックを内蔵
  • 条件付のサブルーチン呼び出しやリターンあり

実際に動かしてみなければなんとも言えませんが、意外に扱いやすいかもという印象ですね。

SBC6800で6502を

2020-04-25 23:46 — asano

テーマ

カテゴリー

SBC6800MC6800のマイコンボードですが、ほうめいさんがちょっとした改造あるいはソケットの細工で6502を動作させています。

当初は6502ボードもあることだし静観していたのですが、WDCのW65C02(私の6502ボードではなぜか動いていない)の動作報告も出てきたので比較用に動かしてみることにしました。

TMS9995ボード (ソフトウェア編)

2020-04-21 20:53 — asano
カテゴリー

TMS9995ボードUniversal Monitorの基本部分(D,G,Sコマンド)の移植ができましたので、アセンブリ言語でプログラミングしてみて感じたことを書いてみようと思います。

  • 豊富なレジスタ
    16と数が多いだけではなく基本的に対等なのでやりくりに苦労することがあまりありません。まぁ実態はメモリの一部なので直接メモリアクセスするのに比べメリットは少ない(命令長が短くなる・一部レジスタ専用の命令がある)ですが。

TMS9995ボード (ハードウェア編)

2020-04-18 23:11 — asano

テーマ

カテゴリー

何年も前に入手したままになっていたTMS9995、やはり動かしてナンボだと思うのでEMILY Boardで動かしてみることにしました。

TMS9995ボード
EMILY Board用のCPUボードはいつも似たようなものになります。

これ、自然とそうなるというだけではなく、敢えてそうしている面もあります。EEPROMとオシレータとかどのボードにもある部分はなるべく共通にして機械的に作業できるようにしています。このボードにはありませんがアドレスラッチなども同様です。

基板 表側
まずは表面から。

RP2A03を動かしてみた

2020-04-05 23:24 — asano

テーマ

カテゴリー

しばらく前に手に入れたRP2A03、ボード作って動かしてみました。

RP2A03ボード
このようにCPUを安直に動かすにはEMILY Boardが楽です。新規に作ったハードウェアはこのボード1枚、ソフトウェアもUniversal Monitorをそのまま使用しました。

基板の配線が終わったら電源ラインの確認後、発振器とCPUのみ搭載してクロックの確認を行ないます。M2(6502のφ2相当)にCLKを12分周したクロックが出てくればひとまずOKです。

ウクライナの8080

2020-03-25 23:01 — asano

テーマ

カテゴリー
2022-04-30:
本記事は「ロシアの8080」というタイトルで公開していましたが、ロゴを元に調べたところウクライナ製らしいということがわかり(リンク参照)、タイトルも含め訂正しました。

ちょっと面白いものをみつけて買ってしまったので書きたかったのですが、ちょっと調べるのに手こずっていてもうしばらくかかりそうです。それで今回はそのとき一緒に買ったウクライナの8080について書いてみます。

KP580BM80A(8080相当)
これが8080相当のものらしい(販売していたサイトによると)です。
上の「S」のようなロゴとかはよくわかりません。

西側のデバイスなら「9204」はデートコードで1992年製だろうとわかるのですが、これもそうなのでしょうか。1992年ならソ連崩壊後でロシア製ウクライナ製ということになります。

Ricoh RP2A03

2020-02-18 23:02 — asano

テーマ

カテゴリー

6502をベースにしたマイコンのうちで通常のDIPのRP2A03が手に入りました。

RP2A03E
RicohのRP2A03Eで、非常に有名なある製品向けのカスタム品です。

汎用デバイスではないのでデータシートの入手は絶望的ですが、ネット上には情報があるようなので何とか動かせるのではないかなと挑戦してみることにしました。

Universal Monitor 6502のCPU判別法に追加してみたいという理由もあります。

社名もロゴも無いあっさりしたマーキングですが、一般に販売するものではないため必要ないという判断なのかもしれません。

W65C02続報

2020-01-29 22:51 — asano

テーマ

カテゴリー

動かないまま保留しているWDCのW65C02ですが、先日efialtes_htnさんよりVihを満たせていないのではないかとのコメントを頂き、入力ピンの電圧を確認してみました。

  • BE, RDY, SOB
    これらはVihとしてVDD×0.7 = 3.5V以上を要求しますが、10kΩでVDDにプルアップされており問題ないと考えられます。

    実測でもそれぞれ4.98V, 5.00V, 4.98Vと問題ありませんでした。