2018-09-04 23:00 — asano
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こんなリレーも出てきました。
持っている中では最大クラスのリレーです。
左側が電磁石、右側に並んでいるのが接点です。何回路入っているのでしょう?
コイルのところに型番などがあります。
ナショナルのロゴがありますね。写真では角になって読めませんが「松下電工」の文字もあります。
「AE3271」が型番でしょうか。
「110」の下には「Ω」、「2500」の下には「T」の表示があります。コイルの抵抗値が110Ωで巻き数が2500ということでしょうかね? 定格電圧を表示してくれたほうがありがたいのですが。
底面にはすごい数の端子が並んでいました。
右端の2つがコイルなのは間違いないですね。あと18あるので c接点(NOとNC両方)で6回路ということでしょう。
「AE3271」で検索してみたところ、カタログが見つかりました。それによると型番が「NK6-S-110Ω」で、「AE3271」は品番だそうです。
コイルの定格は、感動電流・感動電圧(20°C)で定義されていました。本件のものは80mA・9.6V、「コイルの定格電流(圧)は感動電流(圧)の約1.5倍でお使いください」とのことなので15V程度で使えるみたいです。
さらに開放電流というのも定義されています。感動電流がそれ以上流せば切り替わることを保証しているのに対し、切り替わらないことを保証する電流です。ロジック回路(とトランジスタ)で駆動していると開放電流が問題になることはほとんどない(これまで気にしたことがない)のですが、ちゃんと記載されているんですね。
参考にもっと新しい「HCリレー」のカタログを見てみると定格電圧・感動電圧・開放電圧と電圧で規定されています。
本来(物理的に)は電流で決まるので電流で規定していたものを、使いやすいように電圧表記に変えたということですかね。
出てきたのは1つだけです。もしたくさんあればコンピュータ丸ごとは無理としても、加算器ぐらい作ってみたいのですが...
c接点のあるリレーはXORを作りやすいので加算器には向いていると思うのですよ。いわゆる「3路スイッチ」の回路ですね。
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