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Matsushita MN1613


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以前MN1613Aを取り上げましたが、あれの入手直後にこれも見つけていました。

MN1613
MN1613、前回のMN1613Aの前身と思われますが詳細は不明、データシートもこのMN1613しか入手できていません。

この両者、なぜかピン数まで異なっています。このMN1613は一般的な40ピンですが、MN1613Aは42ピンあるのです。半導体コレクション展示会場の該当ページによると何らかの出力ピンが2本追加されているのみで他は共通のようですが...

マーキングもこれは「MATSUSHITA」、前回のMN1613Aは「PANAFACOM」となっていますね。

裏側
裏側もMN1613Aとそっくりでした。

さて、MN1613A入手直後に発見したと書きましたが、写真を載せていることからもわかるようにこちらも購入してしまいました。

性能的にはMN1613Aの方が高いのかもしれませんが、やはり資料が乏しいのは不安が大きすぎます(MN1613の資料も十分であるとはいえませんが)。それに今さら性能云々もあまり意味はありません。ただ過去のアーキテクチャを体験してみたいだけなのですから。

もしMN1613を先に発見・入手していたらMN1613Aには手を出さなかったかもしれません。

ハードウェアはEMILY BoardEMILY Board +8の組み合わせを使えば、アドレスラッチと若干のゲート程度で動かせそうです。

問題はソフトウェアで、適当なアセンブラがありません。最近愛用しているThe Macroassembler ASもさすがに対応していません。とりあえず動作テストくらいはハンドアセンブルで何とかするしかなさそうです。ハンドでモニタを移植するのはちょっと嫌ですね。

参考文献・関連図書: 
MN1613データシート, National.

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