2022-02-16 18:15 — asano
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前に専用ライタを買って以来なにかと多用しているクロック発振器SG-8002DCですが、プリント基板を作るようになるとちょっと厄介な問題があります。
このデバイス、8ピンDIPの1, 4, 5, 8ピンに相当する足がある4ピンです。8ピンのソケットに挿せるのでいつも代用していたのですが...
CAD上では4ピンで、デフォルトのフットプリントも当然4ピンです。2, 3, 6, 7ピンの位置に穴はないので直付けすれば問題はないのですが、ソケットを使おうとしても通常の8ピンのソケットは使えません。
MUTIF09の時は邪魔なピンを抜きました。丸ピンのソケットなら穴の開いた台の上に逆さに置いてピンをペンチで押し込むようにすれば抜くことができます。
uPD7800Gボードでは専用にフットプリントを作成しました。普通の8ピンでも良いのですが、このSG-8002DCは横幅が大きいため気を付けていないと隣のデバイスと干渉することがあります。それでコートヤードを広めにした専用のものを作ることにしました。
ランド無しのフットプリントは作ってみたので次機会があったら使ってみようと思います。
ところでこれ一般的にはどうしているのでしょう?
実は8ピンの四隅だけ・14ピンの四隅だけにピンのあるソケットというものは存在しています。秋葉原のパーツショップなどで見かけたことはなかったのでこれまで選択肢に入れてはいなかったのですが...
先日ATtiny4313を購入したときにふと見たらMouserで取り扱いがありました。あと少しで送料無料になるところだったので試しに買ってみました。
Aries(ZIFソケットで有名ですね)の1108800、資料にはしっかりと「Oscillator Sockets」と書かれています。
せっかくなので14ピンサイズの方も買ってみました。こちらの型番は1107741です。
どちらも単価は100円以上するので、秋月で普通の8ピンや14ピンを買って自分でピン抜いた方がはるかに安いです。
自分で基板作るときは普通のソケットが挿せるように作るのが良さそうですね。
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