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uPD78CG14ボード(その2)


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前回、ピギーバックのROMと内蔵RAMで動作したので、今回は外部RAMを追加してみます。


ハードウェア的には未実装だった74HC04, 74HC573, 62256を載せるだけです。

ソフトウェアとしては、内蔵ROM(ピギーバック含む)有効モードで起動するとポートD,FはポートになっているのでMM(Memory Mapping)レジスタを設定してバスに切り替えないといけません。

Universal Monitorのソースに追加しなくてはと読み始めたところ、MMレジスタの設定は既に書かれていました。uPD78C10ボードを動かしたときに、内蔵ROM無効の場合はROMアクセスのためにポートD,Fは自動でバス設定になるのですが、念のためにMMレジスタも設定していたようです。


RAMは8000H~に配置します。内蔵RAMと重なってしまいますが256バイトなので無視してよいでしょう。SN74HC04NはA15からCSを作るためだけに載せています。場合によっては未使用ゲートをX2にとも思いましたが、このままで動いているので...

マルチプレクスバスなので74HC573APで下位アドレスをラッチします。

SRAMはちょうど手元にあった300mil幅のCXK58257ASP-70Lを使いました。HM62256とピン互換です。

ソフトウェアの変更が不要になったのでROMはそのまま未実装だったICを載せて電源を入れてみます。モニタは問題なく起動したのでRAM領域に書き込めることを確認、さらに256, 4k, 16kバイト先にイメージが出ないことなどを確かめて問題なし。

残るはI/Oですが、スイッチとLED並べても面白くないので...

μPD78CG14Eを動かす話はこれでいったん区切りとしますが、I/Oに繋ぐもののネタを思いついたらまた何か書くかもしれません。

参考文献・関連図書: 
μPD78C10A, 78C11A, 78C12Aデータシート, NEC.

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