以前復活させたmpman、このところ外出時に使っていたのですが……
先週落としてしまって以来調子が悪くなってしまいました。中の電池がグラグラしているようで揺すると電源が落ちてしまうのです。ということで中を開けてみることにしました。
外から見えるネジは6本ありますが……
中はこうなっているので隣接しているネジは片方だけ外せばよいです。というか両方外すと中で金属片が落ちてしまいます。
さらに基板を固定しているネジを2本抜いて基板を取り出します。
LCDの左にあるTDA1548TZはヘッドホンアンプ内蔵のDACです。
KS0066U-00はドットマトリクスLCDコントローラ、日立のHD44780の互換らしいです。なのですが、使われているLCDは7セグメントなんですよね。ドライバ部分だけ使っているのかな。
マイコンはPIC16C74A-20/PQが使われていました。
他に74HCシリーズがいくつか載っています。
裏面、上にはタクトスイッチの載ったサブ基板が付いています。この基板の取り付け方については後で。
MAS3507D-PQ-B4は…… どこかで聞いたような型番です。MP3プレーヤキットにMAS3507Dが使われていました。メーカ名が異なっていますが買収でもされたのかな。
その下が空き地になっているのはメモリ基板を取り付けるスペースだからです。
KM29V64000Tは64MbitのFlash EEPROM、これが両面合わせて4つ搭載されているのでこのメモリ基板1枚で32Mバイトの容量があります。内側のピンがハンダ付けされていませんがこれらはNCピンなので問題はありません。シルクの下にランドは用意されているようですが何でこうしているんだろう? そういえばメイン基板のKS0066Uでも同様の措置がされていました。
裏面にもKM29V64000Tが載っており、他に74HC174が載っていました。
32MBモデルにはこのメモリ基板が1枚、64MBモデルには2枚搭載されています。16MBモデルは中を見たことが無いのでわかりませんが、EEPROMが2つ実装された基板が1枚かな。
スリットにサブ基板を挿し込んでハンダを盛っています。落としたショックでクラックでもと心配していましたが問題無さそうでした。
他にも樹脂部が欠けていたりしていないかなどと探しましたが特に見当たりません。再組立てしてみても電池のグラグラは改善されず……
もう一つ持ってるはずなので比較してみたいのですが、どこに仕舞ったかなぁ。
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